お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
前回は、血の源の一つである、腎精について書きました。
今回は、腎精からも血が生成されると考えられており、その生成過程の、二つの説について書いていきます。
しかし、なかなか瘀血の話に辿りつけませんね。(笑)
一つ目は、腎精は骨髄を生み、髄は骨を満たし、髄や骨を通して生成されるという説です。
髄に満ちた骨から、気血は生まれるものと考えられました。
また、寄り道になってしまいますが、髄?骨?となりますよね。
髄とは、奇恒の腑の一つと考えられています。
奇恒の腑は、「脳・髄・骨・脈・胆・女子胞(子宮)」の六つが含まれます。
形態上は内部に空間のある腑に似ているが、機能は飲食物の消化、排泄と関わる通り道ではなく、精気を貯蔵している臓と似ています。
腑のようであり、臓のようでもある。ただし、全くの臓でも腑でもない特徴もあり、「尋常とは異なる」という意味で、「奇恒の腑」と呼ばれています。
その中の一つでもある髄は、気や血などと同様、体にとって重要な精微物質の一つとして考えられています。
腎精から生まれた髄は、頭部に集まり脳、骨、血となります。
その為、不足すれば脳の働きに影響しますし、骨の発育や、血が不足する原因の一つにもなります。
もう一つは、肝を通して生成されるという説です。
肝は血を蔵す働きがあります。
腎精と肝が蔵する肝血の間には、密接な繋がりがあり、それは「精血同源」と呼ばれています。
これは、腎精が肝を補い、肝血となることで、血に変わっていくという考え方です。
二つとも全く違う内容ではありますが、これら二つが同時にあると理解するのが良いと思います。
参考文献
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『鍼灸・漢方の名医になるための 気血弁証論治学』 編者:神野英明
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは。齋藤です。
暖かくなってきましたね。
まだまだ、寒暖差が激しいので、風邪を引かないよう、十分注意してください。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
前回は、水穀の精微から生成される過程に関して書きました。
今回は二つ目の過程、腎精からの生成について書いていこうと思います。
まずは、腎の説明を簡単ではありますが、書いていきます。
腎には先天の精を含む、「精」を貯蔵する働きがあり、先天の本とも呼ばれています。
腎が蔵する精を「腎精」と呼び、生命の根として考えられ、その腎精は「先天の精」と「後天の精」で構成されています。
後天の精は、飲食物を消化した際に生成される、水穀の精微から化生した水穀の五臓六腑の精の余気により、腎中に絶え間なく補充されます。
先天の精とは、両親の腎精から受け継ぎ、人体の陰液の根本で先天的な体質の強弱を決定し、成長・発育・生殖などの生命活動の動力源とされています。
「先天の精」は、「後天の精」から補充を行い、「後天の精」が化生する為には、「先天の精」の動力援助が必要で、両者は相互資生・相互依存関係にあり、腎精を構成しています。
物凄く、簡単に考えると、人間の体力の根源みたいなものです。
腎精は余り過ぎる事はなく、基本的に足りなくなることが問題となります。
この腎精の働きの一つとして、血液の生成に関与することが挙げられます。
この腎精から血を生成する過程として大きく、二つ挙げられます。
続く
参考文献
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『鍼灸・漢方の名医になるための 気血弁証論治学』 編者:神野英明
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2024.11.01
痩せた2024.10.31
呃逆(あくぎゃく)とは①2024.10.30
問診について⑥2024.10.29
呑酸(どんさん)とは②2024.10.28
久しぶりの排球観戦2024.10.27
機能性ディスペプシアと鍼灸③2024.10.26
霜降2024.10.25
食事量の調整2024.10.24
呑酸(どんさん)とは①2024.10.23
問診について⑤2024.10.22
乾嘔(かんおう)とは④2024.10.21
そろそろ冬2024.10.20
論文を読む上でのフレームワーク②2024.10.19
風邪㉖2024.10.18
ひと安心2024.10.17
乾嘔(かんおう)とは③2024.10.16
いい香り2024.10.15
乾嘔(かんおう)とは②2024.10.14
とうとうこの季節2024.10.13
論文を読む上でのフレームワーク①2024.10.12
秋2024.10.11
食欲がない2024.10.10
乾嘔(かんおう)とは①2024.10.09
問診について⑤2024.10.08
嘔吐(おうと)とは④2024.10.07
夏バテ2024.10.06
機能性ディスペプシアと鍼灸②2024.10.05
寒露2024.10.04
自然と癒やし2024.10.03
嘔吐(おうと)とは③2024.10.02
問診について④2024.10.01
嘔吐(おうと)とは②2024.09.30
暑さ寒さも彼岸まで2024.09.29
機能性ディスペプシアと鍼灸①2024.09.28
風邪㉕2024.09.27
2024後期授業開始2024.09.26
嘔吐(おうと)とは①2024.09.25
問診について③2024.09.24
鼻塞(びそく)とは③2024.09.23
散歩のすゝめ③2024.09.22
顔面神経麻痺と鍼灸②2024.09.21
風邪㉔2024.09.20
タイミング2024.09.19
鼻塞(びそく)とは②2024.09.18
問診について②2024.09.17
鼻塞(びそく)とは①2024.09.16
散歩のすゝめ②2024.09.15
顔面神経麻痺と鍼灸①2024.09.14
秋の養生2024.09.13
2024あはき実技評価