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こんばんは。齋藤です。
先週から二十四節気でいう、大寒に入りましたね。
期間は1月20日~2月3日で、2月3日に節分があり、2月4日からは立春で、暦上春になり1年の始まりを意味します。
ですが、今年は124年ぶりに1日ずれる様なので、2月3日の節分が2月2日へ、2月4日の立春が2月3日へ今年は移動するそうです。
ちなみに、124年前は西暦1897年で、日清戦争の3年後です。
こんな事ってあるんですね。
それでは前回の続きです。
前回の話はコチラ。
前回にも書きましたが、難経六十六難では、十二経の原穴に関して論じています。
手太陰肺経の原穴は太淵に、手厥陰心包経の原穴は大陵に、足厥陰肝経の原穴は太衝に、足太陰脾経の原穴は太白に、足少陰腎経の原穴は太谿に、手少陰心経の原は兌骨(神門)に出て、足少陽胆経の原穴は丘墟に、足陽明胃経の原穴は衝陽に、手少陽三焦経の原穴は陽池に、足太陽膀胱経の原穴は京骨に、手陽明大腸経の原穴は合谷に出で、手太陽小腸経の原は腕骨に出ますと説明しています。
ただ、前回記載しました文に、『心之原出於太陵 心の原は大陵に出る』という文章が出てきます。
その後『少陰之原出於兌骨 少陰(心)の原は兌骨(神門)に出る』と記載されています。
ここで疑問に思うところは、なぜ、心之原は心ではなく、心包なのでしょうか。
心包は、心臓の外側を包んでいる脂膜で、心臓を保護する機能が付いており、心の代わりに邪を受けるからと考えられています。
心包は心の一部であり、身体の君主の官であって、全身を統率しているため、君主は邪を受け止めません。
受け止めない理由は、霊枢邪客編に記載されています。
続く
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こんばんは。齋藤です。
あっという間に2月になりましたね。
本日は節分で、明日から二十四節気でいう立春です。
まだまだ気温が春には遠い気もしますが、
立春の前後より、気温の上昇と共に、
東洋医学的に、肝は自律神経や感情面のコントロール、
その為、素問の四気調神大論篇には、「春三月、此謂発陳。
春は肝気が盛んになりやすい時期なので、イライラしないで、
春になって活動しないと、陽気が沈んだままだから、
カフェイン類の過剰摂取は、
また、肝気が盛んになることにより、
要は適度に運動し、ストレスをうまく発散して、
当たり前の事なのですが、年齢を重ねるにつれ、
参考文献
『現代語訳 黄帝内経素問 上巻』 東洋学術出版
『内経気象学入門』 緑書房
『初めて読む人のための素問ハンドブック』 医道の日本社
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