東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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あちこちでイルミネーションがみられるので、ちょっとした散歩も楽しいです。

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さて、今回は産後の避妊について取り上げたいと思います。

2007年に行われた厚生労働省の人口調査報告によると、過去4年間で約100万人の女性が出産する一方、約23万人が人工妊娠中絶(中絶)をしています。

総妊娠件数に対する中絶実施率を年齢別にみますと、

40~49歳が一番割合が高く43%

ついで20~24歳の33%

35~39歳の19%、25~29歳の14%、30~34歳の11% とつづきます。

この中には既婚の女性も含まれており、出産経験があっても望まない妊娠のために中絶を選択する場合があります。

出産後の避妊の必要性が、産婦人科中心に提唱されています

出産後の性生活再開は産後1か月の回復の様子を目安としますが

産後の月経再開は授乳をしていなければ2か月、授乳をしている場合3~6か月ころからみられ、

基本的には月経に排卵を伴うため、妊娠可能といえます。

授乳中は妊娠の可能性が低いといわれますが、

それは、

・産後6か月以内
・一日最低6回以上の授乳で母乳のみ与え、昼は4時間、夜間は6時間以上間隔を開けない
・無月経

といった条件を満たしている場合であり、完璧な避妊とは言えないそうです。

避妊にはいくつか種類がありますが、長期間の避妊手段としては、現代医学的には

・低用量経口避妊薬(OC)
・子宮内避妊システム(IUS)
・子宮内避妊用具(IUD)

が効果が高いといわれます。

特に効果が高いのはIUSで、IUDのような長期使用できる器具でありながら、持続的に黄体ホルモンを子宮内で放出しOCのような強い避妊効果があるといわれます。

OCやコンドームでは、間違った使用などで、避妊に失敗するケースが少なくないようです

(つづく)

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