東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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調節が難しい

 

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こんばんは。松田です☆″

 

 

 

今年の冬至は、カボチャのスープに柚子をかけて食べました。

 

 

 

 

 

先日、久しぶりに診た患者さんから、腰が痛くて病院に行ったら筋肉の異常だから、歩く・ストレッチ・ボールで押してほぐすようにと言われたようです。

 

 

 

 

ただ、歩くと楽だが、ストレッチやボールでほぐすようにしても変わらない、むしろ少し悪くなっているということでした。

 

 

 

 

歩くのは、歩きすぎるということはあまり起きないので大丈夫ですが、ストレッチとボールでほぐすというのは案外難しいものです。

 

 

 

 

その場で正しく指導したとしても、患者さんは痛みを良くしたいのでついついやり過ぎてしまうことが多々あります。

 

 

 

 

その患者さんも、ストレッチやボール押しを痛みが出ても我慢してかなり強めに行っていたようです。

 

 

 

 

指導内容としては、その場で正しく指導されたのだと思うので、全然問題はないと思います。

 

 

 

 

個人的には、もちろんその方に合った内容というのが前提ですが、簡単で分かりやすいもの(歩く、十分な睡眠、胃腸に負担をかけない食事など)を伝えるように心がけています。

 

 

 

 

回数や時間、どの程度の強度(ある一定の負荷)で行うか等が決まっていて複雑なものだと、自分でもそうですが、なかなかできないあるいは続かないことが多いかなと思います。

 

 

 

 

指導側は正しい指導をして、実行する側はより良くしようと頑張る、結果やり過ぎてしまい悪化する。

 

 

 

 

よくあることで、気持ちはよくわかりますが、やり過ぎは禁物ですね。

 

 

 

 

心身ともに無理のない範囲で行うことが大事ですね。

 

 

 

 

私も心身ともに無理のない範囲で、食生活の改善と運動をしっかり行っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

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疲れやすい

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は「疲れやすさ」について、お話ししていきたいと思います。

 

 

 

精神的、肉体的な疲労感を「疲乏」といいます。

 

 

 

「疲れやすい」という表現には「神疲」「乏力」の2種類があります。

 

 

 

神疲は、精神的に萎えることで、精神力の欠如を指します。

 

 

 

乏力は、肉体的に倦怠することで、体力の欠如を指します。

 

 

 

「疲れやすい」という場合、このいずれか、または両方に該当するのかを問診ではっきりさせていきます。

 

 

 

そのためには、患者の生活習慣、仕事内容、肉体的・精神的負荷の程度、趣味などを絡めて問診していきます。

 

 

 

「一日中しんどいんです」という訴えがあったとしても、「休日はスポーツをするし、身体を動かした後はスッキリして、元気が出てくる」ということであれば、

 

 

 

神疲であり、仕事場での精神的負荷が原因で気の停滞が起こっているものと判断する材料となります。

 

 

 

肉体労働者で「朝は元気だけど、夕方18時頃から横になりたくなるくらい、しんどくなる」という場合はどうでしょう?

 

 

 

この場合は、乏力で、労倦による気虚の可能性が出てきます。

 

 

 

「朝しんどい」という訴えがあった場合、活動してしばらくすると倦怠感がとれてくるのであれば、

 

 

 

気虚ではなく、睡眠という安静状態が一定の気血の停滞を引き起こしたことで生じたものと判断出来ます。

 

 

 

疲乏の弁証分類は、主に4つあり、全て病因は内傷に分類されます。

 

 

 

1.暑耗肺胃気陰

 

 

 

暑邪の発泄する性質により、気や津液を消耗して生じます。

 

 

 

盛夏の暑熱の時期に起こりやすく、元気が出ない、全身の無力倦怠感、息切れ、懶言、身熱、発汗、心煩、口渇、食欲不振、軟便がみられます。

 

 

 

2.脾虚湿困

 

 

 

疲労や飲食不節により脾が虚し、脾の運化が低下して水湿が停滞すると、

 

 

 

湿邪の重濁性により、清陽が上昇できず、全身の疲労・倦怠・無力感が生じます。

 

 

 

夏から秋によくみられる特徴があります。

 

 

 

この場合、倦怠感、懶言、身重、口苦、口乾、軽度の寒気、胸腹部が脹って苦しい、食欲低下、尿量が少ないといった症状がみられます。

 

 

 

3.気血両虚

 

 

 

先天不足、病後、慢性病などで気血が不足し、栄養状態が低下して生じます。

 

 

 

疲労倦怠感、息切れ、懶言、声に力が無い、眩暈、不眠、自汗、動悸、手足の痺れ、顔に艶が無いといった症状がみられます。

 

 

 

また、北辰会方式では、肝鬱気滞による疲乏についても弁別します。

 

 

 

なかには心神に問題があることで、実際には疲れる要因がなくても「疲れやすい」と訴える場合もあります。

 

 

 

肝鬱や心神に問題がある場合は、疲れてやる気が出ない、善太息、倦怠感、漠然とした不安感や鬱々とした患者に支配されるといった症状がみられ、

 

 

 

何か楽しいことをして気が紛れると、疲れを感じなくなる特徴があります。

 

 

 

疲乏についてのお話は、以上です。

 

 

 

次回は「先天性の異常がある」ことについて、お話ししていきたいと思います。

 

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

 

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