東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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昭和鍼灸の歳月

こんばんは、松木です。

またまた本の紹介です。
本日は学生さん向きかもしれません。

「昭和鍼灸の歳月」 上地栄著 saigetsu

タイトル通り、昭和初期の鍼灸にまつわるお話しです。

この時代の鍼灸に携わる人々の「熱さ」を体感できる本です。

とあるマンガの単行本の帯に、このようなキャッチコピーが書いてありました。

「熱くなれなきゃ仕事じゃねぇだろ。」 

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血の病

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

11月も中旬になりました。

 

 

 

コンビニに行っても、クリスマスやおせち料理の広告が出ていて、この広告を見ると、年末が近い事を実感しますね。

 

 

 

本当に1年はあっという間ですね。

 

 

 

前回までは気に関して書いてきたので、今回から、血に関して書いていこうと思います。

 

 

 

「血」は東洋医学的に、人体を構成し、人体の生命活動を維持する基本的な物の1つで、働きとしては、栄養と滋潤の作用を備えています。

 

 

 

ここの考え方は、あまり東洋医学と西洋医学で大きな差はないと思います。

 

 

 

『霊枢・決気篇』に「営気を壅遏(ヨウアツ)し、避くる所ならむしむ、これを脈と謂う」と記載があるように、脈は、血液(営血)が循行する管道であり、「血府」とも呼ばれ、脈は、脈中を循行して始めて生理機能を発揮することが出来ます。

 

 

 

脈管外に出血などで出てしまった血を、「血」とは呼ばず、「離経之血」または、「死血」と呼んで区別します。

 

 

 

西洋医学で血液検査で採血をすることがあると思いますが、東洋医学的には「死血」を検査していることになりますし、打撲などで生じた内出血も、区別すると

 

 

 

「離経之血」または、「死血」ということになり、新たな発病因子になります。

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)

 

 

 

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