東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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五神⑩

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

今回は五神の「魂」に関して、書いていこうと思います。

 

 

 

『霊枢・本神』に、「神に随いて往来する者、これを魂という」と記載されています。

 

 

 

五行で見た場合、肝に属し、魂と肝と密接な関係にあります。

 

 

 

神はあらゆる精神活動の統率する役目があります。

 

 

 

魂は、神の次元より低い精神活動を主っています。

 

 

 

心には血を正常に流す働きがあり、肝には血を貯蔵する働きがあります。

 

 

 

身体に血が足りていて、心が血を正常に流していれば、肝は血を貯蔵することができます。

 

 

 

肝が正常に働くには、血を貯蔵し、肝自身が潤う必要があります。

 

 

 

肝が正常に働けば、肝は「疏泄の働き」を通して、体全体の気血の流れを良くし、肝も疏泄を通して、血の流す働きを補佐します。

 

 

 

また、心自身も血が足りなくなると十分に働くことができなくなるため、肝も心も血を活動の源としています。

 

 

 

このように肝と心は、密接な関係にあるため、心神と魂も同様に密接な関係にあると考えられており、心神が不安定になると、魂も不安定になります。

 

 

 

また、魂は睡眠と夢と密接な関係にあります。

 

 

 

その為、心神や魂が不安定になることで、睡眠障害や悪夢や多夢などの症状が出てくる、原因になることもあります。

 

 

 

参考文献

『現代語訳 黄帝内経霊枢』 編著:南京中医薬大学 監訳:石田秀実、白杉悦雄 訳:白杉悦雄、松木きか、島田隆司、勝田正泰、藤山和子、前田繁樹

『意釈黄帝内経運気』 共著:小曾戸丈夫 浜田善利

『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医心理学』 主編:王米渠、王克勤、朱文鋒、張六通 監修:磯島正、高口眞一郎 翻訳:小野正弘、松永樹浩

 

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きとして、癃閉の弁証分類の残り4つについて、お話ししていきたいと思います。
 
 
前回までのお話はこちら!
 
 
 
4.腎気不足
 
 
 
慢性の消耗性疾患、老化、房労過度などにより腎陽が衰弱し、腎気の蒸騰気化が不足して、排尿力の低下が起こり始めます。
 
 
 
この場合、排尿時に勢いがない、尿意が頻繁にあるが出ない、腰膝酸軟、手足の冷えといった症状がみられます。
 
 
 
5.肝気鬱結
 
 
 
肝の疏泄失調により膀胱に気滞が生じ、小便不通となり癃閉を発症します。
 
 
 
お小水といえば、腎、膀胱の異常だ!腎虚だ!と決めつけたくなるところですが、
 
 
 
よーくお話を聞いてみると発症前に七情不和を引き起こすような出来事が続いていたり、起きていたりと気滞を中心とするような引き金があったりします。
 
 
 
どの臓腑の異常なのか、そして、どの臓腑の異常の比重が高いのかを噛み分けるには、
 
 
 
随伴症状など主訴とリンクした症状が無いか、あるならどんな症状かをお聞きして弁別していきます。
 
 
 
肝気鬱結の場合は、尿閉、残尿感に加えて、憂鬱感、イライラ、胸脇部が脹る、浅眠多夢、口苦、呑酸といった症状を伴います。
 
 
 
6.血瘀
 
 
 
外傷、気滞、血熱などの様々な原因で、血瘀が発生したことで癃閉を生じます。
 
 
 
尿閉、排尿困難に加えて、下腹部の脹痛、瘀血所見がみられます。
 
 
 
7.砂石
 
 
 
下焦に湿熱が停滞したり、肝鬱化火から熱が下焦に及んだり、脂物、甘味、味の濃い食事により湿熱が内生して下焦に下注し、湿熱が尿を濃縮すると石が発生して癃閉を生じます。
 
 
 
砂石が尿道を刺激して裂けるような痛みを引き起こしますが、尿が出れば痛みは緩解する特徴があります。
 
 
 
尿閉がみられたり、排尿が出来たり出来なかったりと波があることに加えて、下腹部に脹痛を伴います。
 
 
 
癃閉についてのお話は、以上です。
 
 
 
次回は「小水後の不快感」について、お話ししていきたいと思います。
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

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