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おばんでございます。樫山です。
東洋医学では「冬病夏治」という言葉があります。
これは、字の通り読めば冬の病を夏に治すという意味になりますが、実際には冬に発症しやすい病を夏のうちから予防するという様に考えても良いと思います。
東洋医学の陰陽の理論では、夏は陽、冬は陰の季節と考えます。
陰の季節である冬に病気になるのは、体内の陽が環境の陰に抵抗する力がないからと考える事が出来ます。
そこで、冬の病気にならない為には、体内の陽を強化すればよいという予防理論が出てきます。
体内の陽を強化するには、陽の季節である夏に陽を補う治療・予防をするのが効果的だというのが、「冬病夏治」の考えです。
近年の生活環境において、夏にクーラーを使用する事が一般的になっています。
夏の間ほとんどの時間クーラーで冷やされた室内にいるという人も珍しくありません。
もちろん、あまりの暑さで全くクーラーを使用しないというのは熱中症の予防などから考えると好ましくありませんので適度の使用は必要な事です。
ただし、本来夏の季節は体内の陽気を養うべき季節ですので、一日中冷えた環境にいる事は自然の摂理からは遠ざかっています。
クーラーを使えとか夏は夏らしくと正反対の話で、健康を維持するというのはなかなか難しい事ですが、個々の生活環境、健康状態に応じて調整管理していく事しかありません。
便利、快適な現代だからこそ、こういう事を意識出来るか出来ないかが、健康に過ごしていく上で大事な事であります。
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こんばんは。二神です。(^0^)v
梅雨明けも発表され、これから夏本番を迎え厳しい暑さになってきております。
熱中症などもバカにはできません。
先週の1週間でも熱中症で救急搬送された人は8000人近くいたそうです。
皆さん十分にご自愛ください。
私には1歳の息子がいるため、暑さが厳しくなってくると、
熱中症対策や、この暑さを乗り切る為に
夏は仕方なくエアコンを入れることがあります。
子供が生まれる前は、夏でもエアコンは一度も使いませんでした。
正直、電気代がだいぶ違うんです。(笑)
ただ、子供が生まれてからはそうもいかず、ここ最近も、家の中では毎日のように
クーラーを使用しているようです。
そんな中、最近妻が体が重だるい、体調が悪い、腰が痛い、寝つきが悪いなどと
よくぼやくため、時間を見つけて治療をするのですが、
よくよく話を聞くとクーラーを頻繁に使用し始めてから症状が出ているようです。
これが俗にいう「クーラー病」ではないのかと思い少し調べてみました。
クーラー病とは正式な病名ではなく俗語のようなもので、大きな意味では
冷房が効いた環境下と外気温を行ったり来たりすることで体調不良に
なってしまうことを言うようです。
クーラー病の症状としては
・冷え
・疲労感
・重だるさ
・浮腫
・肩こり
・頭痛
・腰痛
・下痢
・不眠
などさまざまな症状を引き起こします。
気温の変化に体がついていくことができず、暑さによって体力を奪われ、
睡眠が浅くなってしまい、食欲が低下し、結果として夏バテのような症状が出たり、
自律神経失調症のような状態になってしまう事が原因としてあげられます。
症状などを見てみると改めて妻もクーラー病だなと思います。
我が子を思うあまり気を使い、自分が体調を崩していては世話をする立場なのに
本末転倒ですね。
しかし、夏場は仕事をしていようがいまいが、誰にでもこのような状態になることは
十分に考えられることです。
例えば、介護で母親の面倒を見ているという環境の中では、やはり生活の中心は
介護されている母親となってしまい、エアコンを一日中入れた状態で生活し、自分のことは
二の次になってしまうということはよくあるように思います。
誰でもなりうるこの時期だからこそ、相手の事も思いつつ、自分の事も考え
バランスを上手に取ることが生活の中に必要なのかもしれません。
私もこの夏を乗り切る為に、一度生活を見直してみようと思います。
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