東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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鍼灸教育について

講師・教員研修会

2013.04.07

***************************************************************************************** ↑↑↑         ↑↑↑読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>クリック頂くと、ランキングポイントが上がります!*****************************************************************************************こんばんは、森岡です(^_^)本日は、東洋鍼灸専門学校主催の講師・教員研修会に参加してきました。 昨日とは打って変わっての晴れ模様。強風も春を感じさせ、いよいよ春本番となってくるのでしょうか。今月4日からは二十四節気も清明院の名前に使われている「清明」に入ったこと ....

学習効率とレビュー

2011.01.16

こんばんは、松木です。私事ですが、正月休みに映画を見たり、小説を読んだりしておりました。映画や小説は、割と世代を超えて話が可能な題材ですので、仕事柄役に立つ事が多々ありますし、何より私はこれらの娯楽が非常に好きです。映画や小説、漫画などもそうですが、同じ作品を鑑賞して、感想を言い合ったりするのは楽しいものですよね。ところで、学校で講師をするようになって思うことですが、「学習効率が非常に悪い」タイプの方が時々いらっしゃいます。勉強時間は非常に多いのにも関わらず、結果がなかなかついてこない方です。こういった人に話を聞いてみると、たいていの人が、「大切なところが分からないので、教科書を全部覚えるような勉強の仕方をしてる」と言っておられます。教科書を見てみると、ほとんどすべてにアンダーラインがしてあったりします。すべてにアンダーラインをするということは、全くアンダーラインをしていないのと同義です。 ....

試験問題

2010.12.11

こんばんは、松木です。今日は久しぶりに教育関係のお話です。以前お書きしましたように、私は「学び」のためには「分からないことを適切に言語化する」ということが重要だと思っています。私の鍼灸学校における教育戦略(その3)しかしこれが苦手な学生さんはたくさんいらっしゃいます。そのため、私は今年度から定期試験に「分からない箇所を質問せよ」という問題を出しております。(これを問題といえるか分かりませんが。)試験の一部のため当然配点もありますので、皆さん一生懸命質問を考えて下さいます。しかし中には「何が分からないのかが分からない」という状態の方もいらっしゃいます。そういう人の中には教科書の試験範囲を全部暗記して試験に挑む方もおられますが、ちょっと捻った問題にはとたんに解答できなくなってしまいます。臨床で出会う患者さんの身体は、教科書と比較するとちょっとどころではないほど捻りが効いています。教科書通りうま ....

私の鍼灸学校における教育戦略(その7)

2010.10.13

こんばんは、松木です。 前回までの話 私の鍼灸学校における教育戦略(その1) 私の鍼灸学校における教育戦略(その2) 私の鍼灸学校における教育戦略(その3) 私の鍼灸学校における教育戦略(その4) 私の鍼灸学校における教育戦略(その5) 私の鍼灸学校における教育戦略(その6) 長々と書いて参りましたが、最後におさらいをさせて頂きますと、 鍼灸学校での教育において、私が日々目標に掲げていることは、 ①、決められた期間内に、必要な情報を伝達する。 ②、自ら学習する力をつけてもらう。 の二点であります。 ①の「必要な情報」というのは、とりあえずは「国家試験合格レベルの情報」を、最低ラインに設定しています。 ②の「自ら学習する力をつけてもらう」ためには、「自分の分からないことを適切に言語化する」ことが重要だと思われます。(これが出来ないと、質問したり、自分で調べたりが難し ....

私の鍼灸学校における教育戦略(その6)

2010.10.12

こんばんは、松木です。 前回までの話 私の鍼灸学校における教育戦略(その1) 私の鍼灸学校における教育戦略(その2) 私の鍼灸学校における教育戦略(その3) 私の鍼灸学校における教育戦略(その4) 私の鍼灸学校における教育戦略(その5) 長くなって参りましたので、(その3)以降をまとめます。 「自ら学習する力をつけてもらう」ためには、「自分の分からないことを適切に言語化する」ことが重要だと思われます。(これが出来ないと、質問したり、自分で調べたりが難しいですからね。) 「自分の分からないことを適切に言語化する」つまり、自分が何が分からないかを自覚する。そのためには、「自分で考え行動する」ことが大切だと思います。(人に指摘されるのではなく「自覚する」ということが重要なのではないかと思います。) 「自分で考え行動する」ためには、「自分にも出来るかもしれない」と思え、かつ「楽しい、興 ....

私の鍼灸学校における教育戦略(その5)

2010.10.11

こんばんは、松木です。 前回までの話 私の鍼灸学校における教育戦略(その1) 私の鍼灸学校における教育戦略(その2) 私の鍼灸学校における教育戦略(その3) 私の鍼灸学校における教育戦略(その4) 前回、「面白い!」「興味深い!」と思ってもらい、かつ「自分にも出来るかもしれない。」と感じてもらえるような授業をすることが、学生さん自身が「自分で考え、行動する」ことが出来るようになるための、一つの方法ではないか、という考えを述べました。 では、そう思ってもらうためには、どうすればよいのでしょう。 斎藤孝先生の著書「教え力」の中に書いてあることを参考にさせていただくと、まず、「自分にも出来るかもしれない」と思ってもらうためには、 「習熟」を体感することが大切だと思います。 「習熟」[名](スル)そのことに十分に慣れ、じょうずになること。熟達。「運転技術に―する」「―度」 要 ....

私の鍼灸学校における教育戦略(その4)

2010.10.10

こんばんは、松木です。 先週の続きを書いていこうと思います。 私の鍼灸学校における教育戦略(その1) 私の鍼灸学校における教育戦略(その2) 私の鍼灸学校における教育戦略(その3) 前回、「分からないことを適切に言語化する」ことが自ら学ぶうえで重要であることについて述べました。 これが出来ないと、「質問すること」も、「自分で調べる」ことも上手くいきません。 実際、学生の方々と接しておりますと、「何が分からないのかも分からない」という状態に陥っている方を見かける場合があります。 この状態ですと、我々教員はなかなか的確なアドバイスをしてあげることが出来ません。 この状況を打開するためには、「自分で考え、行動する」ということを徹底してやって頂く必要があります。 ですので、この状況は、学生自身で打開するしかないわけです。 しかし、「面白くない」こと、「興味のない」ことについ ....

私の鍼灸学校における教育戦略(その3)

2010.10.02

こんばんは、松木です。昨日の続きを書いていこうと思います。私の鍼灸学校における教育戦略(その1)私の鍼灸学校における教育戦略(その2)②、自ら学習する力をつけてもらう。そもそも、自ら学習する力とは、どのようなものでしょう。私は教育に関することで、内田樹先生の本を参考にさせて頂くことが多いのですが、「レヴィナスと愛の現象学」という本のなかで、内田先生はこのように言っておられます。以下引用します。「教育を受ける」とは、ほんらい「私は・・・・ができる」という能力を量的に拡大してゆくことではない。そうではなくて、「私は・・・・ができない」「私は・・・・について知らない」という不能の状態を適切に言語化する仕方を学ぶことなのである。(引用終わり)「分からないことを適切に言語化する」ということ、これができて初めて「質問する」という行為が可能となります。そして、「質問する」ということは、今まで 一方的に情 ....

私の鍼灸学校における教育戦略(その2)

2010.10.01

こんばんは、松木です。昨日の続きを書いていこうと思います。昨日の記事①、決められた期間内に、必要な情報を伝達する。学校は在学期間が決められています。専門学校であれば3年です。学校教育である以上、その期間内に教えるということが前提になります。問題は「必要な情報」とはどのくらいか、ということです。専門学校教育において、とりあえずの目標は国家試験合格ですので、必要な情報とは、国家試験合格レベルの情報が最低ラインとなると思います。しかし国家試験がゴールではありません。鍼灸師となり実践していくことが本番なわけです。来たる本番のためにはどのような情報が必要か。ここで更なる問題が浮上します。「来たる本番」の設定が各人において異なります。鍼灸をどのように使いたいか。例えば、美容のために使いたい、トレーナーの現場で使いたい、緩和ケアで使いたい、様々な病に対応したい、etc...ということで、「来たる本番」の ....

私の鍼灸学校における教育戦略(その1)

2010.09.30

こんばんは、松木です。 何事においてもそうですが、目標設定というのは重要だと思います。 何を目標に行うかが明確に設定されていないと、行動の方向性が定まりません。 鍼灸学校での教育において、私が日々目標に掲げていることは以下の二つです。 ①、決められた期間内に、必要な情報を伝達する。 ②、自ら学習する力をつけてもらう。 この2つの項目を実践する上での優先順位は、今のところまず①ありき、そして②です。 しかし教育の本質的な部分は②ではないかと思っています。 この2つを目標に掲げているわけですが、そのために具体的に何を考え、どう行動すればよいのか、これについては明日書いていこうと思います。 愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を! ↓↓清き1票を!   ↓↓清き1票を! 清明院オフィシャルホームペー ....

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