東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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旧スタッフ

漢字を楽しむ(その1)

2010.10.31

こんばんは、森岡です(^_^) 今日から一週間よろしくお願いします!! 先日、授業で「漢字」についての講義がありました。 この「漢字」は、私たち日本の文化にも大きく溶け込んでいます。 皆さんも、小さい時から学んできましたよね。 手が黒くなるまで、ドリルやらノートやらに呪文のように書きまくった覚えがあります(笑) また、最近では、「漢字検定」が大流行し、高校や大学受験においてもっていると有利になったり、趣味で受験される方が、僕の周りにも何人もいました。 (僕の時代は英検しかなかったなぁ・・・) そして、私たち鍼灸師は、東洋医学の勉強をする際、この「漢字」からは逃れられません(笑) しかし、この「漢字」には、一字一字に様々な意味が込められおり、その解釈の仕方で、ドラマティックな意味が込められていたり、文章全体の意味を変えてしまったりと、とっても面白いのです。 では、この漢字 ....

科学について(その1)

2010.10.30

こんばんは、松木です。本日から何回かに分けて、「科学」について書いていこうと思います。と言いますのは、私は鍼灸専門学校にて「東洋医学概論」の授業を担当しているのですが、その中で、「科学的でなさそう」とか「科学的でないので信じ難い」という意見を耳にします。それには私自身も理解できる点はたくさんあります。しかし、そういった発言をされる学生さんの中に、どうも「科学」というものの定義が曖昧な方が、ちらほら見受けられます。中には「漢字で書いてあると、何となく古くさく科学的でなさそう」であり、「英語で書いてあると、何となく科学的な気がする」という程度の認識の方さえいらっしゃいます。私は批判的意見というのは、何かを改善したり、より発展させるためには必要不可欠だと思います。それは東洋医学においても例外ではありません。しかし、的外れな批判はあまり建設的であるとは言えません。それを回避するために、「科学」につ ....

冬に備える

2010.10.29

こんばんは、松木です。最近急に寒くなりました。私たち往診事業部は、日々オートバイで移動しておりますので、寒さにめっぽう敏感です。また、鍼灸臨床というのは、素手で直接患者さんの身体に触れて治療をいたしますので、「術者が冷えている」というのは大変な問題です。冷たい手でお腹や背中などを触られたら、決して心地良くありません。場合によっては、それで体調が悪くなることもあります。そういった意味で、「防寒」というのは、我々の大切な仕事であります。この「防寒」のために、色々なアイテムを用意しているわけですが、そのとき最新のテクノロジーの恩恵を大いに受けております。「伝統」は大切です。しかし尚古主義になり過ぎるのは問題があると思います。バランスが大切、陰陽論でございます。陰陽といえば、猛暑の年は冬の寒さが厳しくなると昔から言われます。これも陰陽の法則です。(平衡の法則です。)ということは、今年の冬は寒くなり ....

コラボレーションのために

2010.10.28

こんばんは、松木です。一昨夜、母校の東京衛生学園専門学校に、論文を探しに行って参りました。東京衛生学園は、理学療法科や看護科が併設されているため、それらの職業に関する資料が豊富です。また、こちらの図書館は非常に資料の管理が行き届いております。昨日も、論文を数点探しに伺ったのですが、普段見慣れない看護系雑誌や、理学療法士の学会誌なども、大変調べやすくなっておりました。在宅医療を行うようになってから、患者さんのお宅で看護師の方とお会いしたり、理学療法士の方とお会いする機会が増えたことから、他の医療関係者の方々に鍼灸についてお話する場面も増えました。そのような場合、相手の職業が在宅でどのようなお仕事をなさっているか、どのような点を鍼灸に期待しているかを理解しておくことが大切ではないかと思います。そうなると、直接お話するだけでなく、その方々の専門書、専門誌に目を通すことで、上記の理解をより深めるこ ....

患者さんとの会話(その2)

2010.10.27

こんばんは、松木です。 前回も書きましたが、私が担当しております往診は、高齢の方と接する機会が非常に多いです。 そんな方々のお言葉は、人生の大先輩の教えとして、常に心に留めております。 先日、とある90代の認知症の患者さんからこんな話を伺いました。 「話をするときは、よく考えてから話さなきゃいけませんよ。後から、間違えました、失言でしたと言っても本当の意味では訂正できません。私のおじいさんはしょっちゅうこれを私たち孫に話してくれました。」 この方はこのようなおじいさんから教わった話をいつも聞かせて下さいます。 この方にとっておじいさんの教えというのが、いかに身体に染み付いているかがよく分かります。 そしてまた内容が普遍的なものばかりでございます。 時を経てなお鮮明に残っている教えを聞かせて頂ける仕事をさせて頂いていることに日々感謝しながら、往診業務に邁進しております。 ....

ニュースを読んで思うこと

2010.10.26

こんばんは、松木です。先日こんなニュースを読みました。「妹を殺す」学校で”殺人クイズ”相次ぐ以下引用させて頂きます。学校で、「殺人」などを題材にした授業が相次いでいます。都内の小学校では「妹を殺す」が答えの問題が出されました。また、愛知県の高校では「校長先生の 暗殺犯は?」と出題され、ヒントに数字が出されていました。数字を逆さまにすると「カテイカ」と読むことができ、「家庭科の教師」が犯人とされていまし た。愛知県の東海商業高校では、19日の中間試験で「職員室で校長が暗殺され、犯人の教師を選択肢から選ぶ」という問題が出されました。この問題を作った20代の男性教師は、「頭の柔軟さを測るつもりだった」と話しているということです。一方、東京・杉並区の小学校では、3年生の授業中に、23歳の女性教師が「人を殺す」ことが正解だとするクイズを出題していました。クイズは「3人姉妹の 長女が自殺し、葬式に格好 ....

学生に学ぶ

2010.10.25

こんばんは、松木です。一昨日、昨日と、私が講師をさせて頂いております日本鍼灸理療専門学校で学園祭が開催されておりました。日ごろ授業以外で学生の皆様と交流が乏しい私ですので、打ち上げに参加させて頂きました。私としては、こういった機会は学生の皆様の「本音」が聞ける数少ないチャンスだと思っておりますので、出来る限り参加させて頂いております。日々の授業や、授業評価のアンケートには現れない本音が、お酒の席ですと垣間見れることが多々ございます。それは日々の授業内容を考える上で、大いに参考になります。今回もこんなお話を頂きました。この春から担当しているクラスの学生さんからのご意見です。「先生は最初すごく怖かったです。でも今はすごく親しみやすくて楽しいし、質問もしやすいです。」私としては、いきなりフレンドリー過ぎるのはいかがなものかと思っておりましたので、基本的に担当し始めの授業は割と硬い雰囲気にあえてし ....

芸術の秋

2010.10.24

こんばんは、松木です。本日はオフだったこともあり、清明院の患者さんが出展なさっている「二紀展」を見に国立新美術館に行って参りました。招待券ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。絵画と彫刻が展示されており、時間が経つのを忘れて鑑賞させて頂きました。ずぶの素人ですが、自分なりにあれこれ考えたり感じながら作品を鑑賞するのは、とても楽しいひと時でございます。現在はインターネットで画像を検索すると、様々な絵画が簡単にパソコンで見れ、それはそれですごい便利で有難いのですが、やはり生の作品というのは、ディスプレイ上には決して表現できないものを感じることができます。ついでに同じ場所で開催している「ゴッホ展」にも行って参りました。ゴッホがいかにしてあの有名な作風を築いたか、という事を分かりやすく見せて頂ける展示内容でした。「基礎が大事」「実践と理論の往復が大事」ということは、鍼灸も芸術も同 ....

大人も気持ちいい小児鍼(その5)

2010.10.23

こんばんは、森岡です(^_^) 前回までのお話・・・ 大人も気持ちいい小児鍼(その1) 大人も気持ちいい小児鍼(その2) 大人も気持ちいい小児鍼(その3) 大人も気持ちいい小児鍼(その4)  参照 5回に渡り書いてきました「小児鍼」もここで一旦、区切ろうと思います。 最終回の今日は、お子様の周りの方々ができる、「かんむし」予防法です。 僕らが、お子様と接することができるのは、治療を行う、数十分~数時間です。 その他の時間の、ほぼ全てを、お子様は周りの方々と過ごすわけです。 ですから、この予防法を行うことで、治療効果はグッと上がると思います。 ①早期発見・早期治療 当たり前のことですが、重要です。 特に「早期発見」するには、お子様に関心を持ち、こまめな観察が必要となります。 これがやはり、一番難しいのではないでしょうか。 今泣いているのは、何を意味しているんだろう? ....

テスト

2010.10.22

こんばんは、森岡です(^_^)昨日は、学校でテストがありました。「病態生理」という科目のテストです。これは、現代医学的に、「人間の体が正常に働くためのメカニズム(生理)」と、その「生理的状態が、どの様に崩れた結果、どの様な症状とともに病的状態となるのか(病態)」を、あわせて事細かに勉強していく科目です。内容・レベル的にも高く、ほぼお医者さん級です(笑)皆さんが、生涯一度は体験することがあろう「頭痛」一つをとっても、「頭」に「痛み」を引き起こす原因は、大まかに分けても、5つも6つもあり、さらに、その細かなメカニズムの違いで分類すると、僕が習ったものでも30個以上にものぼります(笑)さらに「痛み」のメカニズムも知らないといけませんから・・・まぁ、膨大な量のお勉強となるわけです。。。しかし、この勉強は重要です。ぼくらは、治療で「東洋医学」を使うわけですから、「東洋医学」のみを勉強し、知っていれば ....

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