東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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森岡

夜のネガティブ思考は悪いこと?

2010.10.03

こんばんは、森岡です(^_^)今日から一週間、再び森岡が担当しますので、よろしくお願いします!!よく患者さんに、「夜になると嫌なことを思い出したり考えたりしてしまうんです。」なんて言われます。そういう時僕は、「それは、良かったですねぇ。」なんて言っちゃいます。決してバカにしている訳ではありません。自分の嫌いなところ、仕事がうまくいっていない、人間関係がうまくいかないetc...考えることは人それぞれだと思います。こんな時こそチャンスです!!何がチャンスかというと「自分を見つめ直す」チャンスです。それをするために僕は「陰陽論」を使ったりします。陰陽については、院長ブログ「陰陽(いんよう)」って何ですか?参照物事には何でも「表」と「裏」があります。卑近な例を出しますと、最近よく取りざたされている「麻薬」です。(裁判員制度が適応された押尾被告や、そしてマーシー・・・また捕まっちゃいましたね。)メ ....

右回り左回り

2010.09.25

こんばんは、森岡です(^_^)僕たちの主なお仕事は往診ですが、他にも重要なお仕事があります。それは、いまだこの素晴らしい「東洋医学」に出会えていない方々に、少しでも知って頂きたいという〝熱い想いをお届け″する行為です。要は、清明院パンフレットのポスティングです。僕らが配ったパンフレットには相当「念」がこもってます(笑)この時にお家を一軒一軒丁寧にに回らせていただくわけですが、ある時はものすごく足が軽く、すらすらまけたり、ある時は足が重く、手を滑らせパンフレットをぶちまけてしまう(苦笑)ことがあったりします。何でだ?最初はその日々の体調の違いかなぁと思っていました。でもなんだか違います。同じ日にそれが起こるのです。そこである実験。「右回り」と「左回り」で感覚の違いを比較してみました。すると、あら不思議。「右回り」の方が軽い!!逆に「左回り」は体が重く足が前に出たがりません。ほほぉ~ぅ。自然界 ....

頼りがい

2010.09.24

こんばんは、森岡です(^_^)先日学校の友人と食事をしていると・・・「この前、彼女に全然頼りがいがないって言われて振られちゃった・・・」「俺、頼りがいがないかなぁ。。。」とショックのご様子。「いやいや、そんなことないよ。」と話を聞いていると、今までの彼女全員に言われた訳ではないとのこと。ではこの「頼りがい」って何でしょう?臨床家としてもこの「頼りがい」は結構重要なんじゃないかなと思います。「頼りがい」を辞書で調べると、【頼り甲斐】  頼りにするだけの価値。頼るに足るだけの実質。(広辞苑より)とあります。つまり、その人が頼りに値するだけのしっかりとした「価値観」を持っているか。ということだと思います。誰かを頼りにしたい時は、何かアドバイスが欲しかったり、助けが欲しかったりする時だと思います。こういったときに、その人なりの「価値観」に基づいた明確な判断基準なり提案をしてくれた時に「頼りがい」が ....

中秋

2010.09.23

こんばんは、森岡です(^_^)昨日は「中秋の名月」でしたね。いわゆる、「十五夜」とか「お月見」ってやつです。皆さんはお月さま見ましたか?雲間からのぞくお月さまは、おぼろげで何とも言えない趣がありました。自然は素晴らしく雄大です!!ところで、この何気なく使われている「中秋」ってなんでしょう?しかも昨日は22日。あれ「十五夜」なのに15日じゃないの???これには古代中国の自然科学が関係しています。古代中国では1年を4つに分けました。四季ですね。1・2・3月を春。4・5・6月を夏。7・8・9月を秋。10・11・12月を冬。というように。これを「旧暦」といいます。更にこれを、「初・中・晩」もしくは「孟・仲・季」と3つに分けました。(例えば「初夏」といったら、旧暦で言う夏は4・5・6月で、「初」に当たるのは4月ということになります。または「孟夏」でもOKです。)そうすると「中(仲)秋」は8月になりま ....

守・破・離(その2)

2010.09.22

こんばんは、森岡です(^_^)では引き続きます!!前回までのお話は・・・守・破・離(その1)参照この「守・破・離」という言葉は、道を極めるための成長段階を示す言葉として用いられています。現在では武道や茶道や華道など道を極める芸事においてよく使われています。「守」・・・ひたすら師の教えを守り、学ぶ「破」・・・師の教えから抜け出し(破り)、その真意を学ぶ「離」・・・型に一切とらわれず、変幻自在に操り、自分のものとする「守」では師の教えを忠実に守ります。師から色々な事を「学習」し、師の価値観を真似ていきます。この段階では「学習」ですから、何の疑問も抱かず、素直に基礎を固めていきます。(でも実は意外とこの段階は重要です!!)次に、「破」では師から「学習」したことに疑問を抱き、意図的にこれを破ります。自ら調べ、必要ならば教えを乞い、独自の工夫を重ね、教えにはない様々な方法を試していきます。そうです。 ....

守・破・離(その1)

2010.09.21

こんばんは、森岡です(^_^)前回は、「学問」について書きました。学習と学問 参照今日は「学問」を進めていくには、というお話です。そのヒントとなることを、室町時代の猿楽師(今で言う能師)の世阿弥(ぜあみ)さんが、彼の著書「風姿花伝」の中でこんな風に述べていました。この世阿弥さん、非常に面白い人です。室町時代初期(1363~1443年)に活躍した猿楽師で、お父さんも有名な猿楽師です。世阿弥12歳の時に父とともに、将軍足利義満の前で猿楽を舞い、義満は父の舞台に感激したが、共演した美少年世阿弥にメロメロ。以後、寵愛をうける。(この年で将軍様の御前で堂々と舞えるなんてタダ者じゃない!!)現在の能で代表的な作品は約240曲とされる中、世阿弥さんの作品は約50曲!!スゴイですねぇ。また、後年には出家されています。そして能の理論書とされる「風姿花伝」を著します。この本は、能師としていかにして上達し、いか ....

学習と学問

2010.09.20

こんばんは、森岡です(^_^)授業中のよくある風景。先生:「ここまで、何か質問ある人いますか?」生徒:「・・・。」先生:「では次に進みます。」皆さんもこんな場面に遭遇したことがあると思います。僕なんかは、せっかく時間もお金も割いて「学び」に来ているのにもったいないなぁと感じてしまいます。この「学ぶ」という字を使った語句で「学習」と「学問」があります。非常に似ているようで全く非なる言葉です。「学習」とは、その字のごとく「学」を「習う」事です。つまり学ぶ側の姿勢としては、非常に受動的です。一方、「学問」とは、「学」を「問う」事です。学ぶ側の姿勢は、能動的になります。「問う」ということは「疑問」をもつことです。習っていることに、「そうかな?」「本当なのか?」と常に考える。これが知識の探求において非常に重要だと思います。また、「学問」の始まりは、「問答」だったと言われています。東洋医学の古典書籍に ....

バトン

2010.09.19

タッチです!!始めまして。往診事業部の森岡です。「ん? だれ?」と、お思いの方もいらっしゃると思いますが、9月より清明院で働かせて頂いております。この「清明なる日々」は、副院長松木先生と、私、森岡が約一週間交代で綴らせて頂きます。日々の業務内容は松木先生と同じく往診です。また、午前中は大森にある鍼灸学校の教員養成科(院長も副院長も在学されてました)に通っています。内容としましては、☆授業で感じたこと☆日々感じていること等を中心に、東洋医学のことも織り交ぜていきたいと思います。以後よろしくお願いします!!愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を! ↓↓清き1票を!   ↓↓清き1票を!

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