東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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水無月と夏越の祓③

2017.07.03

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

だいぶ暑い日が増えてきましたね。

 

 

 

熱中症などが増えてくる季節になってきました!

 

 

 

水分補給をまめに行い、体調管理には十分気を付けてください!

 

 

 

それでは前回の続きです。

水無月と夏越の祓

水無月と夏越の祓②

 

 

 

冷房も冷蔵庫もない時代、蒸し暑くなる7月は、しばしば病気がはやりました。

 

 

 

体力も消耗するので、甘く食べやすいお菓子でエネルギーを補給し、厄祓いをしていたようです。

 

 

 

そんな夏越の祓の日に食べる伝統的な和菓子が、水無月です。

 

 

 

ういろうの上に邪気を祓うあずきがのった三角形のお菓子で、

 

 

 

三角形は削りたての氷を表します。

 

 

 

昔、宮中では旧暦61日に「氷の節句」が行われていました。冬にできた氷を山間の氷室(ひむろ)に貯蔵しておき、

 

 

 

そこから取り寄せた氷を口にして夏を健康に過ごせるよう祈るというものです。

 

 


しかし、庶民にとって氷は高嶺の花。そこで氷をかたどった三角形の生地に厄除けの小豆を散らしたお菓子が作られたのです。

 

 

 

「水無月」は庶民の氷へのあこがれからできた銘菓。現在では夏越の祓の日の和菓子として親しまれています。

 

 

 

日本は季節ごとに、お祓いをする習慣があり、神様や自然に感謝しながら生活をしていたようですね。

 

 

 

雨が多くなる時期ではありますが、恵の雨をもたらしてくれると思い、神様に感謝しましょう!!!(ゲリラ的な雨も多いですが、、、、)

 

 

 

水無月を食べて暑さをしのぎ、半年間の邪気を祓い、お盆を迎えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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