東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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七情の異常13

2017.02.28

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こんばんは 浅田です

 

 

前回の話

 

 

七情の異常     七情とは

七情の異常2   善怒とは

七情の異常3   肝鬱気滞による善怒

七情の異常4   肝胆火旺による善怒

七情の異常5   肝脾不和による善怒

七情の異常6     善喜とは

七情の異常7   心火による善喜

七情の異常8   心腎不交による善喜

七情の異常9   心肝火旺による善喜

七情の異常10 善憂思について

七情の異常11 心脾両虚による善憂思

七情の異常12 肺気虚による善憂思

 

 

参照

 

 

 

今回は善悲について

 

 

 

善悲とは、特別な理由もないのに悲しんだり泣いたりし、自分では抑制できないことをいいます。

 

 

 

『素問 宣明五気篇』には、

 

 

精氣并於肺則悲」(精気が肺に集まればすなわち悲しむ)、

 

 

『霊枢 本神篇』には、

 

 

心氣虚則悲」(心気虚が起こればすなわち悲しむ)

 

 

とあり、「悲」は肺の臓、及び、心の臓と強く関連していることがわかります。

 

 

 

「悲」は肺の臓の志である為、メインは“肺の臓”と考えています。

 

 

 

善悲は虚証が多く、気血不足によって臓腑の機能に異常が起こり、情緒の閾値が低下し、悲しみやすい、悲哀感が起こりやすという状態になります。

 

 


「悲」によって気は損傷し、悲しみが大きいと他の臓腑の機能が障害されて様々な病変が生じてしまいます。

 

 

 

次回からは、身体がどんな状態の時に、善悲が起こりやすいのか書いていきます。

 

 

 

続く…

 

 

 

 

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