東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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七情の異常7

2016.12.13

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こんばんは 浅田です

 

 

 

前回の話

 

七情の異常   七情とは

七情の異常2 善怒とは

七情の異常3 肝鬱気滞による善怒

七情の異常4 肝胆火旺による善怒

七情の異常5 肝脾不和による善怒

七情の異常6   善喜とは

 

参照

 

 

 

今回は、心火による善喜について

 

 

 

『霊枢  本神篇』には、

 

「心蔵脉.脉舍神.心気虚則悲.實則笑不休.」

 

と記載があり、

 

心の臓は実すると、笑いが止まらなくなると書かれています。

 

 

 

『素問 陰陽應象大論篇』には、

 

南方生熱熱生火.火生苦.苦生心.心生血.」

 

と書かれており、

 

心の臓は熱を持ちやすい性質があり、 陽気が強い為、火を生じると考えられています。

 

 

 

心の臓に発生した火(心火)が、心が蔵する神を不安定にすることで「善喜」が生じます。

 

 

 

胸の苦しさ、顔面潮紅、口渇、不眠などの症状を伴うのが特徴です。

 

 

 

この心の臓が火を持つことで善喜が生じる訳ですが、心の臓が火を持つ原因は、他臓腑が関わっていることが多くあります。

 

 

 

次回は、その心火と他臓腑の関わりについて

 

 

 

続く...

 

 

 

 

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