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2016.10.11
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こんばんは 浅田です
前回までの話
死を受容する5段階プロセス 「エリザベス・キューブラー・ロス」
参照
私は普段、患者さん宅や施設へ往診をして、脳血管疾患、パーキンソン病、癌の既往持ち、原因不明の難病などの患者さんを治療しています。
多くの患者さんは、死まではいかないものの、大きな病気を受け入れる過程で、このプロセスを辿ると考えています。
よって、「死を受容するプロセス」と題していますが、「大病を受容するプロセス」と言い換えても良いと思います。
往診治療をして難病を診ている鍼灸師として、患者さんの気持ちをできるだけ理解するには、この「大病を受容するプロセス」は理解しておくべきだと思っています。
もちろん往診患者さんに限らず、外来で通院してくる患者さんも、西洋医学では治らず悩み苦しんでいる方が多くいらっしゃいます。
大きな病気を抱えた患者さんは、
「ウソだ、自分がこうなるはずはない」と患った病を否認したい気持ち、(第1段階 否認)
「なんで自分がこうなったんだ、周りの人は普通に生活しているのに」という怒りの気持ち、(第2段階 怒り)
「お願いだからどんな手を使ってでも治して欲しい」という縋る気持ち、(第3段階 取引)
「やっぱりダメかもしれない、もう無理だ」という諦めの気持ち、(第4段階 抑鬱)
全員がこの過程を辿る訳ではないですが、これらの過程を経過して、
家族、友人、病院、鍼灸師などのサポートがあり、
病を受け入れ、前向きに考え、日々リハビリ、治療に専念しています。(第5段階 受容)
患者さんが5段階プロセスのどの段階にいるのか、どんな気持ちで病と向き合っているのか察し、適切な言葉をかけ、どのような対応をするのか、治療家として重要になってきます。
如何に自分の病を穏やかに受け入れ、前向きになってもらい、治療に専念してもらえるか。
病を受け入れてもらい、患者さん自身の治る力を最大限に引き出すには、
こういった心情を理解し感じ取り、適切なタイミングで適切な対応をすることが、大変重要なのではないかと、私は考えております。
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