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2016.06.26
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こんばんは、戸倉です。
梅雨明けはまだですが、相変わらず雨が少なく曇りの天気が続いています。
梅雨と言えば、皆さんは何を思い浮かべますか?
私は定番ですが、紫陽花とカタツムリを思い浮かべます。
先日、散歩をしながらカタツムリを探してみましたが、見つかりませんでした。
何でもない時は、ちらほら見かけるのですが、いざ探してみると中々見つからなかったりします。
ただ、実際に環境の変化で全体的に数は減ってきているようですね。
実はこのカタツムリ、昔から人間とのかかわりが深く、古くから薬として使用されてきたようです。
中医学では属性は「鹹味・寒性」効能は「清熱解毒・消腫定痛・縮肛収脱」とあり、
炎症と腫れを抑え解毒の効果がある為、痔や皮膚のできものに使用します。
また、脱肛にも外用として用いるようです。
日本でも古くから民間薬として使用されており、小児の疳や喘息、糖尿病、尿閉、腎臓病など
幅広い症状に使用されてきたようです。
江戸時代までは喘息の薬として生で食べたりしていたそうですが、カタツムリは
寄生虫の宿主になっていることが多く、生で食べるのは危険なので、現在はしっかりと火を通し、
乾燥粉末にしたものを使用するそうです。
身近にいる生き物も調べてみると、驚くような効果がありますね。
薬にするために探す訳ではありませんが、次回はもう少しじっくり探して、
気分だけでも梅雨の季節を感じられればと思います。
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