東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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睡眠不足は子供に悪影響。

2016.02.03

 


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こんばんは。二神です。(^ー^)v

 

 

最近はニュースで親が自分の子供を殺してしまうなど、考えられない悲惨な事件が

 

 

多発している世の中ですが、そのようなニュースを見ると自分も一人の親として

 

 

子供との接し方、付き合い方にはいろいろと考えさせられることがあります。

 

 

さて、そんな中、皆さんは睡眠時呼吸障害(SDB)や睡眠時無呼吸症候群(SAS)という

 

 

言葉はご存知でしょうか。

 

 

大人にはよく聞く言葉ですが、子供にも同様な状態が起こり、SDBやSASの状態の

 

 

子供は学習能力の低下や、ひどい場合には成長自体にも悪影響があるようです。

 

 

実際に米国では小学1年生の成績下位10%の子供を対象に調査したところ、

 

 

その20%の子供にSDBやSASがみられたとの発表されております。

 

 

SDBやSASの原因としては、

 

1、アデノイドの肥大

 

2、口蓋扁桃の肥大

 

3、アレルギー性鼻炎による鼻閉

 

4、肥満

 

これらによる気道の狭窄や、上顎、下顎の形態異常などがあり、子供は胸郭が

 

 

未発達の為、この状態で過度に呼吸を繰り返すとひどい場合には胸が陥没して

 

 

しまうという状態も起こりえるようです。

 

 

疲れていたり、風邪を引いている状態の時など一時的な状態であれば問題ないですが、

 

 

これが毎晩続いていると、子供の場合には大人のような睡眠不足で日中に眠気が襲う

 

 

という症状よりも、イライラしたり乱暴になり、集中力の低下も起こり、

 

 

さらには精神や脳の成長に悪影響を及ぼしかねません。

 

 

ただ、多くはアデノイドや口蓋扁桃の肥大などにより気道が狭窄してしまう事が

 

 

大きな原因であり、その原因を取り除く治療を行えば劇的に改善することが

 

 

多くあるようです。

 

 

 

寝る子は育つと言いますが、よく寝ていてもいびきをかいたり睡眠不足の子供は

 

 

大人と同様に何かしらで睡眠の質を改善する必要があるという事です。

 

 

東洋医学的に考えてもそうですが、人にとって睡眠というものがどれだけ

 

 

大事なのか痛感させられますね。

 

 

わが子の状態も十分に観察してみようと思います。

 

 

 

 

 

 

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