東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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七五三

2011.11.08

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こんばんは、角田です。

先日、娘の七五三をしてまいりました。
本来は11月15日にやるのが一般的ですが、近年は前後の祝日にやる事も多いそうで、一週間早く済ませてしまいました。


果たして着物を着て記念撮影やご祈祷の間じっとしてくれるか心配でしたが、着物が重かったせいか、少し具合が良くなかったせいか、大人しくしてくれていました。


IMG_0740


七五三とはいったいどういったものなのか、こうして行っていてもその意味を知らないで過ごしてしまう事が多いですので、また調べてみました。


そういったときにスマホは本当に便利ですね。


では七五三とは、日本では古来より、


3歳になると剃っていた髪をのばしはじめる「髪置の式」という儀式を


5歳には男の子が碁盤の上で吉方に向けて袴を着ける「袴着の式」という儀式を


7歳は女の子の着物が、それまでの付け紐を取り去り、着物の脇をふさいで帯を締める「帯解の式」という儀式を行っていたことに由来しているようです。


また昔の日本は栄養不足・健康への知識不足・貧困などが原因で乳幼児が成人するまでの生存率はきわめて低く、


その様な事から、昔は七歳までの子供は神の子とされ七歳になって初めて社会の一員として認められたそうです。


これらのことから三歳、五歳、七歳をひとつの節目として、子供が無事に育ったことを祝い、


健やかな成長を祈る儀式として神社や氏神にお参りをする行事が定着したのが七五三だと言われています。


そう思うと、ただ儀式として行うのではなく、無事に育ってきてくれている事を喜びながら儀式が出来たので、楽しく、嬉しい気持ちになれました。


まぁ、今は飽食の時代ですから、親がまともなら栄養失調や飢餓なんて事も無いでしょうから、医療が適切であれば問題無いと思います。


その為には鍼師のプライドとして娘は鍼で治すべく、日々精進しなければと焦らされる七五三でした。


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