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こんばんは、森岡です(^_^)

昨日の深々と降り注ぐ雨とは打って変わって、今日は晴れやかな空となりました。


ここのところ続くスッキリしないお天気。


それもそのはず。


今月２０日から二十四節季は「清明」が終わり「穀雨（こくう）」に突入しました。



自然は常に動いております。



まぁ、読んで字の如く、雨の多い期間です。


しかし、この期間の雨は重要。


暦便覧に「春雨降りて百穀を生化すれば也」とあるように、


次にくる「立夏」に向けて、穀物が育つためのの雨です。


「立夏」は新緑に彩られ、緑が生き生きと最も発色がよくなる季節です。


つまり、陽気が最も盛んになる時期に入るわけです。


しかし、


陽気がその持ち分を発揮するには、陰気が充実していないとうまくいきません。


この様に、


陰と陽は互いに助け、支え合い、切っても切れない関係として、その根を同一とするのです。


ですから、この穀雨の時季にシッカリと雨を降らせ、陰気を充実させ、


陽気が存分に、その持ち前を発揮できるよう土台を固めているのです。



「雨降って地固まる」



ってやつです。


グズグズ、ガタガタの土地なんかに、しっかりした緑は育ちません。


人間もこれと同じです。


陰陽二気のバランスが順調にとれ、相互に支え合い、助け合う姿で存在できて、初めて健康な肉体と精神が宿るのです。


ですから、昨日、雨の中バイクに乗りながらも「恵みの雨じゃ～！！」なんて思いながら往診を回っていました（笑）


そして、晴れた空にひときわ輝くハナミズキを見ながら、「これも昨日の雨のお蔭」なんて思っとります（笑）




↑↑↑　ピンクハナミズキ（白もありますが、気分的にピンクで・・・。）　



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