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こんばんは、森岡です(^_^)


久しぶりに実家に帰ると、足元に白く小さくキレイな花が満開となっておりました。

花は綺麗だが、この植物はヒトクセある。



その名も、


「サカナ」に「なまぐさい」と書いて 、「魚腥草（ぎょせいそう）」。


（もしくは「十薬（じゅうやく）」とも言います。）



なかなかパンチの効いたネーミングです（笑）



でも、この時期に綺麗な花を咲かせる、この植物、結構有名人です。


別名、「ドクダミ」


皆さん一度は聞いたことありますよね？


↓↓↓　実家の庭先に群生したドクダミ。　花はカワイイがイカンセン臭いがな・・・













































他の雑草よりも群を抜いて生命力、繁殖力の強いドクダミは、


空き地や野原、路地、幹線道路の脇など、どこでもみられるとてもポピュラーな雑草です。


そして、非常に強烈な臭いがすることでも広く知られております。



だから魚腥草か・・・。　納得（笑）



また、『養生訓』で有名な貝原益軒の著書に『大和本草』というものがあり、


そこには「十種類の効能がある草」として紹介されております。



だから十薬か・・・。　合点（笑）



ちなみに、この『大和本草』は、


『瀕湖脉学』や『奇経八脈考』を著した名医・李時珍により書かれた、本草学の大著『本草鋼目』の分類を基に、


貝原益軒が独自の分類法を考案し、編纂した日本史上最高峰の生物学書で農学書との非常に高い評価を受けている書物です。



そして、このどこでも見かけるドクダミもしっかりと漢方薬として活躍しております。


効能


１．清熱解毒

２．消癰

３．利水通淋



簡単に言いますと、


体の余分な熱を排除し、化膿性疾患を治し、水分代謝を良くし、淋病にも効果がある。


といった感じです。



清熱解毒、つまり、「毒を矯む（どくをたむ）」＝「毒を抑制する」ことから、


”ドクダミ”になったとの説もあるくらい、熱毒を取り除くには打ってつけの生薬です。



私も中学校くらいの時に、ニキビに非常に悩まされた時期がありました。


この時、どんなニキビ薬を使用しても治らなかったのが、


母親がドクダミの煎じ汁とワセリンを混ぜて作った、特製化粧水をつけだした途端、


あれよあれよという間にニキビが治っていった経験をしております。



今考えれば、熱毒により生じたニキビだったんでしょう。



当時、その効果の高さにとても驚きました、あの悪臭するドクダミにこんな力があるなんて・・・と。


そこからドクダミを見る目が変わったことは言うまでもありません（笑）



これからは”雑草”なんてとても失礼で言えないかもしれませんね(>_<)




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