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シュタイナー教育 (その2)

2011.05.17

こんばんは、角田です。

前回のお話、

シュタイナー教育

その続きです。  


大まかにいうと、自由で自然の中でのびのびと育てるというような教育法で、例えば、森や自然のある公園まで、長ければ数キロも歩いて行き、そのなかを自由に遊び回るなど、普通の幼稚園の遠足みたいな感じが普段の生活に取組まれています。


それは身体で体感するという事特化されている気がします。


その反面、知的な事は教えない、テレビは見てはいけない、習い事はしてはいけないなどという事も中にはあります。


そこが表立ってしまうと、なんでそういう形態をとるのかが軽視されてしまい、本質が損なわれてしまいます。

わざわざシュタイナー教育のある園に入れても親が本質を理解していないとせっかくの教育も生きません。


ではその本質を探っていきます。


まず、シュタイナー教育という呼び名は、その考案者である、哲学者 ルドルフ・シュタイナーの名前から来ています。

シュタイナーは1861年に、現在のクロアチアに生まれました。

大学では自然科学、数学、哲学を学び、そこで「唯物論」という、全てのもの(精神的な現象を含め、心も物理現象の一つとし、例えば脳が心を生み出すという事)を物質の働きかけとする考え方に

疑問を感じ、ゲーテの研究を始め、20世紀にはいると、これまでの成果を踏まえて、人智学(アントロポゾフィー)という人間観、世界観を確立しました。


その哲学は、現在も教育だけでなく農業、医学、薬学、社会学、建築、芸術、自然科学などあらゆる分野で実践されています。

さて、人智学という言葉がでて来ましたが、それはいったいどんなものでしょうか?

細かく説明すると、ものすごく長くなりますし、わたしもそこまで深く理解力で来ていないので、わかる範囲で簡単に説明させて頂くと、世界中は、目に見えているものと、見えないものとで成り立っているという考えです。

なにやらオカルトチックな話になってきましたが、今回はここまでに


次回はこの人智学をどう教育に結びつけて行くかを話して行きます。


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