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こんばんは、下里です
すっかり秋らしくなりました!秋の味覚、ということできのうはサツマイモの炊き込みごはんを作りました♪
思いがけずおこげができて、おいしかったです!
春夏秋冬、はっきりした「四季」がくずれてきているように思う最近ですが、だからこそこうして食事で季節を感じられるとほっとします
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今日は、気になるニュースがありましたのでそれについて、、、
いろいろと思うところがあり、自分でも考えがまとまっていないのですが、いま感じたことを記したいと思います。
まずは、出生前診断について。
参考記事「妊婦の血液でダウン症診断 5施設で9月以降導入 中絶大幅増の懸念も」
9月より、妊婦の血液を調べるだけで、胎児にダウン症などの染色体異常があるかどうかが
ほぼ確実に分かる新しい出生前診断を、一部施設が導入発表を行いました。
いままで、「羊水穿刺(ようすいせんし)」といい、お母さんのおなかに細い針を刺して行っていた検査よりも、流産のリスクが少なく、99%の精度で異常が分かるともいわれています。
検査の安全性が高まる一方で、技術の乱用、中絶の増加、現に染色体異常を抱えて生きている方々の立場といった問題が懸念されています。
そして、iPS細胞による人工精子・卵子 利用について
参考記事「人工精子・卵子 利用どこまで」
体のあらゆる組織や臓器になるとされるiPS細胞の研究で、
京都大学の研究グループがマウスのiPS細胞から卵子を作り出し、体外受精によりマウスを誕生させることに世界で初めて成功
。
また、慶応大学のグループは、ヒトのiPS細胞から精子や卵子の元になる細胞を作ることに成功したそうです。
ヒトの不妊治療への導入はまだまだ具体化されていませんが、受精2週間以内の受精卵は、不妊の原因を探るため利用がなされるそうです
昨今の晩婚化が不妊の重要なファクターになっているのはもちろんですが、
患者さまの状況はさまざまで、20台前半で悩んでいるカップル、
10数年治療をつづけているカップル、
また、妊娠出産についてあきらめているがiPS細胞による人工精子・卵子の利用実用化を切に願う同性愛のカップル
などおり、
実際に臨床で患者さんを目の前にしている医師のなかで、誰一人技術があるのに利用にふみきらないまま今後100年も200年も実施がなされないだろうか?
と考えると、
やはり今後いつか技術が利用される日が来るのではないか?と思います。
ここからかなり、話がズレてしまいますが
いま問われるのは技術を利用する人々の倫理観、、、カップルや、医師など、当事者のそれですが
一方で、じゃあ、もし人工卵子・精子により生まれた命が、そのことによって
医療機関の利用を制限されたりだとか、社会的に不利益を被ることが、あるのではないか。そんなことがあって、いいのか
等、自分は考えてしまいます。
たとえば、鍼灸院で、そういうバックボーンの患者さんがいらして、じゃあ受診拒否をするか?といったら
(そんなことしたら人権問題だと思いますけれど)
そんなことはなく、
むしろ、「全身を、人間をまるごとみて、バランスをとる治療をするんだ」ということ掲げているなら
「よしこい!」という先生の方が多いのではないかなぁ
本人には、罪がないわけですよね
自分で選んだんじゃないものね。
二つの記事とも、
社会が、個人個人が、生命を、どうとらえるか?
という、とても根源的な問題を問いかけているように思えます。
最終的にはひとりひとりが考えていく問題だと思いますが、
「命についての教育」も、今後もっともっと重要性を増すのではないでしょうか。
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