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こんばんは、下里です
うーん、きれいな秋晴れがやってきましたね。
天高くなんとやら、、、、わたしも肥えてきた気がします(早い!)
今回は東洋医学的にみた生理痛の話を、、、
しようと思っていたのですが、興味深い記事を読みましたのでちょっと横道にそれます。
2013年6月発刊『中医臨床』133号 pp18-21
「特集 名老中医の不妊治療 肖承悰教授の「補腎気通胞脈」法による子宮内膜感受性低下症の治療経験」
子宮内膜感受性というのは、子宮内膜が受精卵を受け入れ着床させる能力のことです。
通常月経周期の19~24日目、「着床窓口期」における状態をさします。
え?受精したら妊娠するんじゃないの??
・・・いいえ、受精しても着床するとは限りません。
体外受精の技術がすすみ、受精卵の質や量は向上してきているといわれます。
最近はメディアでも「卵子の老化」について取り上げられるようになり、いま、一番若い自分の卵子を凍結して将来の妊娠に備える
卵子凍結や
日本でもスタートした卵子バンクの話題もありますが
現段階では受精卵を移植しても妊娠が成立しないことが多く、
最終的な妊娠率は30%とも。
子宮内膜が受精卵をキャッチできないとはがれおち、月経がくるのでした。
西洋医学的にはこの子宮内膜が痛みの誘因物質を産生し、それが月経痛と関連が深いと考えられていることは、以前にブログでご紹介したとおりです。
体外受精の流れの中では、まずスケジュール通り卵子を採取する必要もあり、お薬で「排卵誘発」を行います。
一般にはエストロゲンを増やし排卵前の子宮内膜の発育を早め
排卵後の子宮内膜の発育を遅らせ、プロゲステロン受容体濃度を低下、内膜の感受性を低下させることで着床期を早めに終わらせます。
西洋医学的な不妊治療において移殖時には必ず内膜の厚さがじゅうぶんであるかのチェックがされますが、
上記のステップを踏んだ採卵周期でなく、その後にホルモン補充をし内膜の状態を整えた周期に凍結した胚を移植する場合も多いです。
せっかくの受精卵が、内膜の感受性が低いために着床しない。
この、子宮内膜感受性低下症における中医薬の治療・考え方・効果などが、本誌で紹介されていました。
紹介されていたのは「補腎気通胞脈」という方法論だったわけですが、
その治療法の背景として、子宮内膜感受性低下症のメカニズムに
腎虚血オ・心血不足--心と腎の関係が取り上げられていました。
これは、以前ブログでご紹介しました夏桂成先生の論とも通じるところがあり、とても興味深く拝見しました。
女性生理の周期療法における陰陽論
女性生理と「心-腎-子宮」調節作用~(社)北辰会本部基礎コース昼講義
また、本誌p20、LL7-13
陳士鐸によれば、胞宮とは「心と腎が接続する要」であり、心腎が交会するところであるという。
心と胞宮を連絡する経脈が胞脈であり、
腎と胞宮をつなぐ道が胞絡であり、
心血と腎精は胞脈と胞絡を通って胞宮に達することによって、心腎相交が成立している。
という部分も非常に興味深かったです。絡と、脈の関係ですね。
やっぱり、コントロールは心だ、という。
こういった考えは、子宮内膜自体の生理・病理を考える際も役に立つと思いますし
それは月経痛の問題を考える際にも役立つと思います。
ですので今回取り上げさせていただきました。
また、調べてみたいと思います。
あと、本誌で紹介されていた『全国中医婦科流派研究』という本。これが、とっても気になりますね!!!!!!!!!!
面白そうだなあ
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