東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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こんばんは、永井です。

 

 

朝晩はぐっと冷え込みが増してきましたね。

 

 

 

朝のキーンと冷たい空気は、個人的には秋の深まり、季節の移ろいを感じられて好きなのですが、、朝起きるのは苦しいです笑布団から出るのが辛いですね

 

 

 

さて、本日は厥陰病の続きです。

 

 

 

 

厥陰病は熱証、寒証に分けられます。

 

 

 

寒証からみていきます。

厥陰が寒邪を感受すること、陽気の衰微ということが厥陰寒証形成の基本原因です。

 

 

 

寒は陰邪であり、容易に陽気を傷付けます。

 

 

 

また、陽虚の場合は寒を生じるため寒と陽虚は相互に因果関係となり病を生じます。

 

 

 

 

寒証では、手足厥冷、手足の疼痛が出現します。

 

 

 

方剤は、四逆湯を用い、温陽去寒します。

 

 

 

また、お灸も有効で、太衝穴に灸を据え、通陽して消陰してから四逆湯を用います。

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

 

 

参考文献

『中国傷寒論解説』 著者:劉 渡舟

『傷寒論を読もう』 編著:髙山 宏世

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著:柯 雪 帆

『中医基本用語辞典』監修:高金亮 主編:劉桂平、 孟静岩

 

 

 

 

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 
 
 
最近は、1日の中での気温差が大きいため、体温調節をこまめにしながら過ごしていきたいですね。
 
 
 
 
 
 
 
今日は厥陰病についてです。
 
 
 
 
 
 
 
厥陰病は傷寒六経病証の最後の段階で、三陰経の最後です。
最終段階であり、非常に重篤な病態です。
 
 
 
 
 
 
 
『内経』では「内陰交尽きる、故に厥陰という」と記載されています。
 
 
 
 
 
厥という字には極まるという意味があります。
よって、病が厥陰に至れば、陰寒が極致に達し、陰が尽きると陽が生じ、寒熱錯雑した病態となります。
 
 
 
 
 
 
 
厥陰病の条文は、「消渇、気上って心を撞き、心中疼熱し、飢えて食を欲せず」です。
 
 
 
 
 
 
厥陰病は虚実錯雑し、上熱下寒を呈します。
 
 
 
 
 
 
 
厥陰病の治法は、寒なる者は温め、熱なる者は清し、寒熱錯雑なる者は寒温併用します。
 
 
 
 
 
 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

 

 

参考文献

『中国傷寒論解説』 著者:劉 渡舟

『傷寒論を読もう』 編著:髙山 宏世

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著:柯 雪 帆

『中医基本用語辞典』監修:高金亮 主編:劉桂平、 孟静岩

 

 

 

 

 

 

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