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こんばんは。齋藤です。
間が空きましたが、続きです。
「陰陽」について簡単に説明しますと、森羅万象、世の中のあらゆるものを陰と陽に分けて、対立する関係を表したものです。様々のものを陰と陽で分類しました。
陰と陽は、独立して存在しているわけではなく、対立、あるいは協調しながら互いに作用しあい、その関係もたえず、変化しています。
そうして、1日の昼と夜の変化や、1年の四季の移り変わりからもわかるように陰陽が互いに制約しあい、バランスを取りながら変化し、片方に行き過ぎないようにしています。
人間の身体にも陰陽があって、そのバランスが崩れると、病が発生すると考えられています。
1日で考えると、真昼間に陽が最高潮になり、そこから徐々に陽の勢いが弱まっていき、逆に真夜中には陰が最高潮になります。
そして、夜明けが近づくにつれ、陰が徐々に弱くなり、再び陽の勢が強くなっていきます。
1年で考えると、冬至から夏至にむかって陽が長くなっていくのを「陽」、夏至から冬至にむかい陽が短くなっていくのが「陰」となります。
簡単ではありましたが、説明終了です。
では、一部をご紹介します。
陽=男、雄、太陽、昼、明、上、左、始、生、天、楽、阿
陰=女、雌、月、 夜、暗、下、右、吽、死、地、苦、吽
おや?ありますね。「阿」と「吽」が!!!!!!
比較的分かりやすいものを、挙げさせて頂きました。
ちょっと寄り道で、左右について簡単にではありますが、ご説明致します。
「左」が陽、「右」が陰なのは、南方を向いていると左側(東)から太陽が昇り(陽が強くなっていく)、右側(西)に太陽が沈んで行くということ(陽が弱り陰が強くなっていく)から由来しているそうです。
阿吽に関しても、ちゃんと理由があるようです。
口を開いて発する最初の音声である、「阿」は、仏教では物事の始まりを表す為、陽に分類されます。
対して、口を閉じて発する最後の音声である「吽」は、物事の終わりを表す為、陰に分類されます。
つまり、
本殿から見て左=陽→阿形
本殿から見て右=陰→吽形
となるわけです。
また、先ほどの一覧で考えていきますと
阿形の狛犬が雄。吽形の狛犬が雌。
という設定になります。
こんな設定があったなんて、知らなかったですよね。
狛犬、狛犬と言いますが、形は明らかに獅子ですしね。(笑)
なかなか、神社にお参りに行く機会はないかもしれませんが、
神社に立ち寄った際は、ぜひぜひ確認してみてください。
色々な発見がありますよ!!
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こんばんわ。齋藤です。
私は、神社に行く機会は、初詣か厄年以外に、あまり行く機会はないのですが、皆さんはいかがでしょうか?
少し間が空いてしまいましたが、「狛犬と陰陽」を再開します。
神社に行くと、出迎えてくれる二対の石像があると思います。
向かって右側に口を開いた狛犬と、左側に口を閉じた獅子が二対で鎮座していると思います。
口を開けた形を「阿形(あぎょう)」、口を閉じた形を「吽形(うんぎょう)」といいます。
どういう姿勢をしているかは、その神社によるとは思うのですが、皆さんが見たことのある光景だと思います。
しかし、なぜ二対なのか?なぜ口を開けたり、閉じたりしているのか?考えたことはあるでしょうか?
阿吽の形式は恐らく、仁王像の阿吽などと同じで、仏教の影響を受けていると考えられます。
それが、日本で独自に変化して狛犬になったと考えられています。
阿吽の形をしているのは、日本固有の形式だそうで、 中国の獅子像などは、ほとんどが両方とも口を開いているそうです。
基本的に、どの様にして左右の配置が決まっているかは諸説あるようですが、基本的に「陰陽」の考えが入っていると言われています。
やっと陰陽にたどりつきました(笑)
続く、、、、、
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