東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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豆腐湿布

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 
 
 
 
先日、患者さんが打撲したという患者さんから、「ぶつけた場所に豆腐湿布をしたから、ベタベタしてるけどごめんね!」という話がありました。
 
 
 
 
みなさん、豆腐湿布をご存じでしょうか?
 
 
 
 
私は知らなかったので、調べてみました。
 
 
 
 
作り方は簡単そうです。
 
 
 
 

豆腐湿布の作り方を紹介します。

 

 

 

 

<用意するもの>

◇木綿豆腐

◇生姜

◇小麦粉

◇すり鉢・すりこぎ

 

  

<作り方と貼り方>

1)豆腐は水切りし、すり鉢ですりつぶす。

2)豆腐の10%のおろし生姜を混ぜる。

3)粘りを付けるために、小麦粉少々を混ぜる。

4)ガーゼに1cmくらいの厚さにのばして額や患部にあてる。

5)発熱の場合は、37度台に下がったら外す。

 
 
 
なぜに、豆腐?となりますよね。
 
 
 
豆腐には、清熱作用という、熱を冷ます作用があるようです。
 
 
 
その清熱作用を利用し、打撲した患部や、風邪などの発熱した時に額に貼る、民間療法とのことです。
 
 
 
豆腐の他にも、里芋、ジャガイモでも、行えるそうです。
 
 
 
新たな発見ですね。
 
 
 
皆さんも是非!!
 
 
 
 
参考サイト
・おちこち 暮らしをつなぐ
・無双本舗
・漢方ライフ
 
 
 
 
 
  
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湿熱病邪⑤

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こんばんは 浅田です

 

 

 

前回の続き

 

 

 

湿熱病邪

湿熱病邪②

湿熱病邪③

湿熱病邪④

 

 

参照

 

 

 

湿熱病邪が侵襲してきた場合、湿邪と熱邪の比重を考えて治療していくことが重要です。

 

 

 

『北辰会方式理論篇』には、

 

 

 

湿重熱軽の場合は、脾兪、陰陵泉、公孫、豊隆などの経穴が診断点、治療点になると書かれています。

 

 

 

熱重湿軽の場合は、督脈上、百会、内庭、胃兪などの経穴に実熱の反応が現れると書かれており、診断、治療に使用できます。

 

 

 

しかし、熱を先に取り過ぎると、陽気を取って陰邪だけになってしまう為、動き難く、治し難くなってしまいます。

 

 

 

熱を残して、熱を利用しながら湿を乾かすようにもっていくことが臨床におけるポイントだと、『ほくと43号』の中で、蓮風先生が解説して下さっています。

 

 

 

猛暑は落ち着いてきましたが、台風や急な雷雨で、ムシムシ、ジメジメした日がまだ続きます。

 

 

 

湿熱病邪が入ってこないように、甘い物、脂濃い物、暴飲暴食は控えて、脾胃を労わって生活しましょう。

 

 

 

参考文献

『中医臨床のための温病学入門』 東洋学術出版社

『ほくと43号』 北辰会

『北辰会方式理論篇』 緑書房

 

 

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