東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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喫煙者数と医療費

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こんばんは 浅田です

 

 

 

先日、WHO(世界保健機関)は、世界の男性喫煙者の人数が初めて減少し始めたと発表しました。

 

 

 

男女を合計した総喫煙者数は減少していましたが、男性の喫煙者数は増加し続け、女性の喫煙者数が減少していました。

 

 

 

WHOによると、2000年から2018年の18年間で、世界の男性の喫煙者数は4300万人増加し、女性の喫煙者数は1億200万人減少したそうです。

 

 

 

2020年は100万人減って、2025年には500万人減る予想となっています。

 

 

 

日本では喫煙に対する規制が強くなっており、私の周りでも喫煙習慣を止める人が増えてきました。

 

 

 

喫煙者が減ると、病気になる人が減り、国の医療費削減になるという考えがあるそうです。

 

 

 

しかし、喫煙者が減り、寿命が長くなると、一人当たりの生涯医療費が増え、国の医療費はむしろ圧迫されるのではないかと考える人もいるそうです。

 

 

 

喫煙者数と医療費の関連性に関しては賛否あり、数十年単位で統計を取ってみないとわかりません。

 

 

 

40兆円を超えている医療費の問題は無視できませんが、病気で苦しむ人が減るのは良いことですね。

 

 

 

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こんばんは 浅田です

 

 

 

現在、75歳以上の後期高齢者の医療機関での窓口負担は、原則1割となっています。

 

 

 

急速に進む少子高齢化は社会問題となっており、昭和22年~24年のベビーブームに生まれた団塊の世代が令和4年から後期高齢者となります。

 

 

 

後期高齢者が増えると、社会保障費が増えるということで、政府は令和4年から75歳以上の後期高齢者の医療負担を2割に引き上げると検討しています。

 

 

 

現役並みに所得がない75歳以上に対して、全員一斉に2割に引き上げるか、導入後75歳に到達した人から適用する、という2つの案が浮上しているようで、今後の制度について検討を進めていくそうです。

 

 

 

これから更に増え続ける医療費に対して、何らかの策を打たなければならないのは確かですが、現在1割負担の人からすると負担額が倍になるので、とても大きな負担に感じると思います。

 

 

 

保険を取り扱っている訪問鍼灸マッサージや、その他の各医療機関などにも大きな影響が出てくると考えられます。

 

 

 

今後10年、20年、30年経ち、高齢者が増えていったら負担割合は更に上がる可能性もあります。

 

 

 

もし今後負担割合が上がる事になるのならば、病になってから医療にかかるのではなく、病にならないように予防へ目を向ける人が増えていくのではないかと思います。

 

 

 

そんな時代になった時こそ、病を未然に防ぐ為に東洋医学、鍼灸治療が活躍してほしいですね。

 

 

 

 

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