東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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立冬

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

二十四節気では11月7日に立冬を迎え、暦の上では冬の季節に入りました。

 

 

 

 

冬は五臓では腎の季節であり、五季では寒にあたります。

 

 

 

 

今日は、『黄帝内経』四気調神大論に記載されている冬の養生法をご紹介します。

 

 

 

 

冬は「閉蔵」の季節です。(万物の働きが静まる季節)

 

 

 

 

冬の3ヶ月間は万物の生機が閉じこもり、至る所で川が凍り、地が裂け、天の陽気は万物から遠ざかるため、夜は早く寝て、朝はゆっくりと起き、日の出日没に伴い起居すべきである。

体内の陽気を洩らさず、寒冷刺激を避けて体を暖かく包みましょう、と記載があります。

 

 

 

 

寒冷から身体の陽気を守り、睡眠をよくとり陰気を養うことが大切です。

 

 

 

 

また、冬は四季の養生の中で最も重要な季節とされています。

明年の春からの活動エネルギーを準備する季節であるため、冬にしっかり養生をすることで1年間元気に過ごせるとされます。

 

 

 

 

四時陰陽の作用により、万物には規則があり、この規則に従い生活すれば、身体のバランスがとれ、生命の正常リズムを保つことができます。

 

 

 

 

結果的に病を生じずに過ごすことが出来ます。

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

参考文献

『四季の健康法』 主編:橋本浩一

『内経気象学入門』 著者: 橋本浩一

『臓腑経絡学』 監修:藤本蓮風

 

 

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 
 
 
10月も終盤に入りました。
 
 
 
 
徐々に気温が下がってくるという印象よりも、一気に気温が下がってくるという感じが強いですね。
 
 
 
 
まだまだ冬は先な感じもしますが、11月7日には二十四節気でいう「立冬」に入り、暦の上では冬に入ります。
 
 
 
 
冬というと12月みたいなイメージがあると思いますが、2週間もすれば、冬に突入です。
 
 
 
 
東京ではまだ紅葉している感じも少ないんですけどね。
 
 
 
 
冬は、東洋医学でいう、寒邪や燥邪が強く、降雪地帯では、寒湿邪が強くなる季節とされています。
 
 
 
 
この寒邪が風邪と一緒に悪さをして、風邪を引きやすい状況になりますので、しっかりと冬支度をして、風邪をひかないように注意しましょう。
 
 
 
 
一番簡単な対策として、しっかりと睡眠を取り疲労を残さないこと、身体を冷やさないようにすることが重要になってきます。
 
 
 
 
一昨日は気温が高く、昨日は急に気温が下がりましたよね。
 
 
 
 
そのような急に寒暖差が生じる日に、風邪をひきやすい傾向にあるので、みなさん天気予報をよく見て、意識的に対策を練りながら、生活をしていくと良いと思います。
 
 
 
 
では、残りの秋を満喫しつつ、来たる冬に向けて準備を行っていきましょう。

 

 

 

参考書籍

『内経気象学入門』(緑書房) 著者: 橋本 浩一

 

 

 

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