東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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お彼岸

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こんばんは坂口です。

 

 

 

 

二十四節気では春分に入りました。

 

 

 

 

 

昼と夜の長さがほぼ同じになり、春の到来を告げる日でもありますね。

 

 

 

 

 

七十二侯では雀始巣(すずめはじめてすくう)

 

 

 

 

雀が枝葉を集めて巣を作り始めます。

 

 

 

 

雀は季節の花である桜を啄んで花の蜜を食べてしまいます。

 

 

 

 

 

長く桜を楽しみたいので食べ過ぎないで欲しいものです。

 

 

 

 

 

またこの時期はお彼岸でもありますね。

 

 

 

 

春分の日を中日に前後3日間の計7日が春のお彼岸です。

 

 

 

 

春のお彼岸といえば牡丹餅をお供えしますが皆さんは食べましたか

 

 

 

 

 

牡丹餅は春の花である牡丹に見立てた事から牡丹餅となったそうです。

 

 

 

 

 

牡丹餅は小豆ともち米から出来ていますが小豆には魔除け、米には五穀豊穣の意味が込められています。

 

 

 

 

 

 

御先祖様への感謝を忘れず、家族の健康を願いながらお供えやお墓参りをしないとですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こんばんは。大竹です。
 
 
 
前回、七十二侯の「霎時施(こさめときどきふる)」に関して書きました。
 
 
 
前回の記事はこちら
 
 
 
「霎時施(こさめときどきふる)」の次はというと、霜降の末侯「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」です。
 
 
 
楓蔦黄というように、楓 (かえで) や蔦の葉が色づく頃となり、某企業のCMでお馴染みの紅葉が徐々に見ごろを迎えます。
 
 
 
私も一度はあのCMの京都の綺麗な紅葉を見てみたいものです。
 
 
 
しかしなぜ、「もみじ」の漢字は「紅葉」ですが、楓との違いは?と疑問になったので調べてみました。
 
 
 
紅葉(モミジ)と楓(カエデ)はどちらもカエデ科カエデ属と同様で見た目もほぼ同じですが、切れ込みがふかいカエデを紅葉、あさいカエデを楓と分けているそうです。
 
 
 
楓(カエデ)の語源の由来は、その葉の形が蛙の手に似ているので、昔は「かへるて(蛙手)」と呼ばれていたことにあります。その後、平安時代中期ころに「かへで」と読まれるようになり、現在の「カエデ」の読み方に変わっていったそうです。
 
 
 
では紅葉はというと、秋に草木が黄色や赤色になるという意味の「もみつ」から来ております。
 
 
 
染め物を染める際に原料から色を揉みだす「揉み出づ」という動詞から「草木の葉が赤、または黄色くなる」という意味の「もみつ」が生まれました。
 
 
 
そこから平安時代ごろに「もみつ」の連用形「もみち」が濁音化して「もみぢ」が使われるようになったといわれています。
 
 
 
由来がわかると、「楓蔦黄」の風景が理解でき、尚更紅葉が見たくなってきましたね。
 
 
 
暦上ではもうすぐ立冬。
 
 
 
みなさま紅葉を見に行く時は暖かい格好で風邪をひかないようにお気をつけください。

 

 

 

 

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