東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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食べ過ぎについて⑧

2018.03.04

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こんばんは。上村です。

 

 

前回の続きを書いていきます。

 

 

食べ過ぎについて⑦ 参照

 

 

五味の他にも、「淡」、「渋」、「芳香」、「鮮味」、「焦味」、「コク」などがあります。

 

 

淡味は、余分な水分を排泄する作用があり、山芋やこんにゃく、冬瓜などが当てはまります。

 

 

 

渋味は、「収斂」の働きがあり、固める作用があります。便秘や血の巡りに影響します。ホウレンソウ、渋柿、ギンナンが当てはまります。

 

 

 

芳香は、香りで臭みを消し、精神安定作用と消化を促す作用があります。しその葉、香菜(シャンツァイ)などが当てはまります。

 

 

 

中国語で香菜はシャンツァイと呼ばれ、タイ語ではパクチー、英語ではコリアンダーと国によって呼び方が変わるそうです。

 

 

 

香菜には、上記の効果以外にも、口臭予防、抗酸化作用、抗菌・殺菌作用があるといわれています。

 

 

 

東洋医学的には、発汗透疹(ハッカントウシン)と消食理気(ショウショクリキ)の作用があります。

 

 

 

発汗透疹は、発汗して発疹を追い出します。消食理気は、食あたりを防ぎ、気を巡らせて消化不良を解消してくれます。

 

 

独特の香りから、苦手な方も多いと思いますが適量であれば身体にいい効果をもたらしてくれます。

 

 

また、香りの強い香辛料は熱を生じやすく気を昇らせる作用が強いため、めまい、耳鳴り、頭痛、目の充血、などの症状がある方は摂りすぎると症状が悪化する恐れがありますので注意が必要です。

 

 

続く、、、

 

 

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