東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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五月病③

2017.05.21

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こんばんは。上村です。

 

 


前回は五月病の症状である鬱証の肝気鬱結タイプについて書かせて頂きました。

 

 



五月病
五月病②  参照

 

 


今回は、肝気鬱結が進むとどんなタイプになるのか。またそれはどんな症状がでるのか書いていきたいと思います。

 

 

 


肝気鬱結が進むと、気が身体のあちこちで滞ることで熱を持ちます。

 

 

 

これを 「気鬱化火」 といいます。

 

 


気鬱化火の症状として、イライラしやすいなる、口が苦い、喉の渇き、耳鳴り、頭痛、目の充血、便秘、舌が紅くなる、舌の苔が黄色くなるなど、様々な症状がでてきます。

 

 


気鬱化火の症状が長引くと、肝火上炎や心肝火旺、肝火犯胃など、熱化が激しさを増し症状が悪化したり、胃腸に負担をかけたりします。

 

 


今回は、気の滞りから熱化したケースですが、それ以外に、血が滞る場合、湿痰が溜まる場合もあるので、次回書かせて頂きたいと思っております。



 
 
 
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