東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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藤本漢祥院見聞録 2

2016.06.28

 

 

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こんばんは 浅田です

 

 

 

先週のエキスパートコースの次の日は、漢祥院に行き蓮風先生に治療をして頂きました。

 

 

 

前回の記事

 

藤本漢祥院見聞録

 

 

 

 

今回は怪我により痛い所があちこちあり、私の身体をどう診て、どう治療してくださるのか楽しみにしていました。

 

 

 

しかし、蓮風先生は、脈を5秒くらい診て、2穴だけ反応を診て、鍼を1

 

 

 

正直、今ので本当にわかったのかなと疑いたくなるくらい、一瞬で終わってしまいました。

 

 

 

これで効くのかなと疑いつつも、蓮風先生が部屋を出た途端、睡眠薬を飲まされたかのように、眠りに落ちてしまいました。

 

 

 

この日は7時間しっかり睡眠をとっていて眠くないはずなのに

 

 

 

そして終わると身体もスッキリ、症状も楽になっている…

 

 

 

 

 

あの一瞬で何を読み取り、的確に経穴を選び、効かせる事ができたのか、

 

 

 

私なりに考えてみると、

 

 

 

蓮風先生は治療室に入ってから私を診始めたのではなく、来院して受付で挨拶した時から既に、望診、聞診、問診により私の状態を見抜いていたような気がします。

 

 

 

もちろん前回の所見や治療も考慮した上での配穴だと思いますが、治療前に望診、聞診、問診である程度状態を把握し予想を立て、脈と2ヶ所の経穴を切診して、予想していたことを確信に変え、治療したのではないかと思いました。

 

 

 

 

 

患者の表情、雰囲気、動作、声などから、どれだけ情報を得ることができるか、

 

 

 

人が常になんらかの形で発している「気」を読む力は、普段の日常生活の中で培っていけるものだと思っています。

 

 

 

私も常に四診しているという意識を持ち、人の「気」、周囲の「気」を読む力をつけ、治療に活かしていきます。

 

 

 

 

 

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