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雛祭り

2011.03.03

こんばんは、松木です。

本日は桃の節句、雛祭りですね。

雛祭りは五節句の一つとして、古くからある風習のひとつです。


ところで、この「桃」というのは、桃太郎しかり、中国の桃源郷しかり、何かと東洋的な考えのなかで重宝されています。

雛祭りでも、私は体験したことはありませんが、桃の花の入った桃酒を飲むような習慣があるそうです。


この「桃」というものを東洋思想的にはどのように考えているのでしょうか?


吉野裕子さんの著書「陰陽五行と日本の民族」という本によりますと、

桃は古代中国で辟邪の呪物とされ、種々の伝承があるそうですが、なかでも有名なのが「西王母の桃」という話だそうです。

西王母は古代中国の仙人だそうですが、西に住み、その園には三千年に一度実を結ぶという桃があり、これを食せば疲れを去り、長寿が得られるというものだそうです。

昔、漢の武帝はこの桃を贈られたそうです。


ここにもあるように、桃は「西」で採れ、五行でいう「金」の性質を強く持つ果実であるとされています。

「金」は五行の中で最も強く、堅固なものです。


五行について詳しい解説はこちらをご参照下さい。
清明院院長ブログ 「五行」って何ですか?



要するに「強さ」を象徴しています。

それゆえ、子供の健やかな成長を願う雛祭りや、鬼退治に行く桃太郎などに、「桃」という果物は登場しやすいというわけです。


このような東洋思想的側面から日本の習慣を見るのは、とても楽しいです。



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