東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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原発問題(その12)

2011.05.28

こんばんは、森岡です(^_^)

前回までのお話・・・

原発問題(その1)

原発問題(その2)

原発問題(その3)

原発問題(その4)

原発問題(その5)

原発問題(その6)

原発問題(その7)

原発問題(その8)

原発問題(その9)

原発問題(その10)

原発問題(その11)

続き行きます!!


今回から、皆さんが最も気になっているであろう、

放射線が人体に及ぼす影響

についてお話していきます。


その前に、、、

まず、この放射線において使用される単位について詳しく知っておかなければなりません。

よく、ニュースで聞く、


”Sv(シーベルト)”

(聞き慣れない頃は、何じゃいそれ!?と思いませんでした(笑)?)


この単位って何なんでしょう?


しかし、この辺りの話を詳しく書くと、複雑な計算式などが出てきて、

相当難しくなっていくので、最低限知っておいてほしいことを簡単にお話ししていきます。



”Gy(グレイ)”

まず”Sv(シーベルト)”を理解するには”Gy(グレイ)”を知らなければなりません。

(北海道出身のバンドじゃないですよ(笑))

人体に吸収された放射エネルギー(吸収線量)を表すのに

”Gy(グレイ)”


という単位が使われます。


よく、レントゲンやCTの吸収線量なんかは”Gy(グレイ)”で表されています。



”Sv(シーベルト)”

しかし、以前、お話しした様に放射線にはα線、β線、γ線など色々な種類があります。

その放射線の種類や、当たり方(時間や部位)によって人体への影響は異なってきます。

そこで、人体への影響を評価する時には、吸収線量(Gy)に、

放射線の種類、当たり方などの補正を加味した単位である


”Sv(シーベルト)”

が用いられています。


簡単に数式にしますと、

Sv=放射線荷重係数(放射線の種類ごとに規定された数値)×Gy

となります。

Sv(シーベルト)はスウェーデン語で放射線防護の研究で功績のあった、

ロルフ・マキシミリアン・シーベルトさんに因んでいるそうです。


また、僕も知らなかったのですが、実は、このGy(グレイ)もSv(シーベルト)も

SI単位

なんです!!


・・・って何のことって思いますよね(苦笑)


SI単位とは国際単位系といい、国際的に認められている十進法における、最も普遍的な単位のことです。

具体的に挙げると、皆さんもよくご存じのSI単位として、

質量を表すkg(キログラム)や、

長さを表すm(メートル)

さらに、

電流を表すA(アンペア)

秒を表すs(セカンド)

などがあります。


こうなると一気に馴染みのある単位になってきません???


そして、

1Sv=1,000mSv(ミリシーベルト)=1,000,000μSv(マイクロシーベルト)

となります。

これ、非常に重要です。

この辺の単位がわかってないと、どのくらいの放射線量が危険なのかが曖昧になり、

ムダな不安感や混乱を招くことになります。


次回に続く。


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