東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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自汗(じかん)とは③

2025.04.22

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「熱盛陽明と暑傷気陰の自汗」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
いずれも熱証による自汗であり、病因病理は類似してあるものの、発病季節、病邪の種類は異なる為、弁別のポイントとなります。
 
 
 
まずは熱盛陽明の自汗についてです。
 
 
 
傷寒が化熱して陽明に伝入したものであり、夏季に限らず発症する特徴があります。
 
 
 
この場合、汗が大量に出るのに高熱、熱感が続き、激しい口渇、多飲、顔面紅潮、脈洪大で有力、舌苔黄で乾燥といった症状がみられることが特徴です。
 
 
 
治法は、清熱瀉火を用います。
 
 
 
次に暑傷気陰の自汗についてです。
 
 
 
暑邪による気陰の消耗で、夏季のみに発生します。
 
 
 
この場合は、熱感と発汗という暑熱の症状に加えて、激しい口渇、胸が痞えて苦しい、舌質紅、舌苔黄で乾燥、脈洪で無力という気陰不足の症状がみられることが特徴です。
 
 
 
治法は、清暑泄熱、益気生津を用います。
 
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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