東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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花粉症の季節

2025.03.01

 

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こんばんは、永井です。
 
 
 
 
今週から、気温も上がってきて、花粉症が本格的に始まってきました。
 
 
 
 
私もくしゃみ、目の痒み、鼻水といった症状が出てきました。
中でも現時点で一番ひどいのは、くしゃみです。
 
 
 
 
 
一度出ると2〜3回は繰り返し出るので、、電車でくしゃみをしたときには、周りの人の視線が気になったりする、、私です。
 
 
 
 
我慢しようと思っても、できず。そもそも、花粉症を発症させない、症状が出たとしても軽い状態にする、体質にすることが、何よりも大切ですね。
 
 
 
 
 
 
ということで本日はこの「くしゃみ」を東洋医学ではどのように考えるのか、みていきます。
 
 
 
 
 
 
東洋医学では、くしゃみのことを「噴嚏(ふんてい)」と言います。
 
 
 
 
 
 
陽気が振奮し、邪気に抵抗する反射の一つと考えます。
 
 
 
 
 
 
但し、異物や刺激性の気体によって、くしゃみが頻発する場合は病には含めないとされています。
 
 
 
 
 
 
くしゃみが頻発し、尚且つ、他に不快な症状を伴う場合は病とします。
 
 
 
 
 
弁証分類としてはは2つあります。
 
 
 
 
 
 
1つ目は、外邪犯肺
2つ目は、肺気虚
 
 
 
 
 
いずれも臓腑では肺の臓の異常と考えます。
 
 
 
 
 
まず、外邪犯肺の噴嚏についてです。
 
 
 
 
 
風邪が肺を犯し、肺の宣粛が失調し、鼻竅不利をきたしたために発症します。
 
 
 
 
 
 風邪犯肺には寒・熱の違いがある。
 
 
 
 
 
 風寒の場合の症状は、薄い痰や鼻水・悪寒が強く発熱は軽度・口渇は無し。
 
 
 
治法は硫散風寒・宣肺解表です。
 
 
 
 
次回は、肺気虚による噴嚏をみていきます。
 
 
 

 

参考文献

『アレルギーは鍼で治す!』著者:藤本蓮風

『四季の健康法』 主編:橋本浩一

『内経気象学入門』 著者: 橋本浩一

 

 

 
 

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