東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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2025.02.05

 

 

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こんばんは☆

 

 

 

吉澤です!

 

 

 

前週の続きで『寒熱』の説明をしていきます。
 
 
 
 
 
d. 八綱と寒熱 
 
 
 
 
 
1) 悪寒発熱の有無から表裏を弁別する。 
 
 
 
 
 
悪寒発熱が有る=表証の可能性が高い 
 
悪寒発熱が無い=裏証の可能性が高い 
 
 
 
 
① 表=表の病、つまり太陽表証(脈浮、頭項強痛、悪寒)もしくは、温病の衛分証に相当します。 
 
 
② 裏=裏の病、つまり「表」よりも深いことを意味しており、内傷病や臓病、経絡経筋病に相当する。 
 
 
 
 
 
2)臓腑病と内傷病 
 
 
 
 
 
① 外感病(表邪が裏に侵入、外邪が直接臓腑を侵襲(直中))→臓腑病
 
② ストレス、飲食の不摂生、肉体疲労 → 内傷病 
 
 
 
 
 
 
3) 表における寒熱の弁別 
 
 
 
 
 
表証の場合は、必ず悪寒もしくは発熱の片方か、もしくは悪寒も発熱も同時に存在します。
 
 
まずは、表寒証と表熱証の区別を明らかにします。
 
 
 
 
 4)共通の症状:悪寒・発熱(頭痛・身体痛・薄苔・脈浮)
 
 
 
 
 
 ① 悪寒>発熱(悪寒が重く発熱は軽い)
 
→表寒証(無汗・口渇せず・薄白苔・舌質は無変化とされるが実際は普段よりも湿潤する・脈浮緊)
 
 
 
 
 ② 悪寒<発熱(発熱が重く悪寒が軽い)
 
→表熱証(無汗または有汗・軽度の口湯・舌、舌辺が紅くなる・脈浮数)
 
 
 
 
 
 
5)その他、病邪の軽重により区別していきます。 
 
 
 
 
 
 
① 但寒不熱(畏寒はあるが発熱しないもの):寒 
 
② 但熱不寒(発熱のみで悪寒しない) :熱 
 
③ 寒熱往来(寒と熱が規則的に交替して出現し、悪寒するときには発熱せず、発熱するときには悪寒しない状態をいう)
→半表半裏証(少陽病)【不定期発作+胸脇苦満、口苦、咽が渇く、食欲減退、脈弦】 
 
 
 
 
次週へ、続きます。
 
 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房


 

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