東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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風邪㉘

2024.11.23

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

今週は一段と冷え込み、寒い毎日でしたね。

一気に冬に向かっていくような空気です。

 

 

 

厥陰病には熱証と寒証があります。

 

 

 

今回は、厥陰病熱証についてです。

 

 

 

厥陰の熱は熱邪を感受した場合、陽気が鬱せられている場合で真熱に属します。

 

 

 

厥陰熱証には小柴胡湯証、白虎湯証、小承気湯証などがあります。

 

 

 

小柴胡湯証は厥陰の邪が少陽に出て、嘔吐し、発熱します。

 

 

 

白虎湯証は邪熱が深伏し、陰が鬱して伸びやかでなく、外に阻まれ滑脈を呈します。

 

 

 

小承気湯証は大腸に大便が溜まり、腹部腸満が起こり、下痢や譫語がみられます。

 

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

 

 

 

参考文献

『中国傷寒論解説』 著者:劉 渡舟

『傷寒論を読もう』 編著:髙山 宏世

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著:柯 雪 帆

『中医基本用語辞典』監修:高金亮 主編:劉桂平、 孟静岩

 

 

 

 

 

 

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