東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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乾嘔(かんおう)とは①

2024.10.10

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「乾嘔(かんおう)」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
乾嘔とは、「無物有声」であり、「ゲェーッ」と嘔するが吐物がないもの、あるいは少量の唾や涎しか吐かないものを指します。
 
 
 
ぞくにいう「からえずき」に相当します。
 
 
 
「噦(えつ)」については、『医学入門』では「噦はすなわち乾嘔、声の更に重くかつ長きのみ」と述べて両者を同じものとして記載してありますが、『医学挙要』では「乾嘔は、その声軽小にして短し。噦は、その声大にして長し」と述べてあり、両者に軽重があることを指摘しています。
 
 
 
弁証分類は主に次の4つです。
 
 
 
1.胃熱の乾嘔
 
2.胃寒の乾嘔
 
3.肝鬱の乾嘔
 
4.食滞の乾嘔
 
 
 
以上です。
 
 
 
乾嘔は、胃が和降せず、上逆することで発生します。
 
 
 
臨床的には、寒熱、虚実の弁別をしつつ、処置としては、いずれも和胃降逆を施すことがポイントとなります。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

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