東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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慢性前立腺炎・慢性骨盤痛症候群と鍼灸②

2024.09.08

 

 

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こんばんは 謝敷です

 

 


9月になり急に秋めいてきましたね

 

 


さて、前回は、慢性前立腺炎・慢性骨盤痛症候群の概要をご紹介しました。

 

 

 

本日はCochranにおける

慢性前立腺炎・慢性骨盤痛症候群への鍼治療の評価について

ご紹介したいと思います!

 

 

 

鍼治療については、
偽鍼として治療穴と異なる部位を用いた場合や、
薬物治療を行った場合、
灸治療を行った場合と比較し、前立腺炎の症状に対する効果を比較しています。

 

 

 

 


偽鍼との比較では、韓国、マレーシア、米国、トルコにおいて、
3件245名の外来患者を対象とした研究結果を参照しています。

 

 

結果、鍼治療は、偽鍼と比較して、
前立腺の症状(疼痛や排尿症状、QOL等)を減少させましたが、
(NIH-CPSIスコアで-5.79)
性機能障害への効果は、偽鍼と比較して差がなかったと報告しています。

 

 

 

 

薬物治療との比較は、韓国、中国、トルコにおいて
2件78名の外来患者を対象として研究結果が参照されています。

 

 

こちらでは鍼治療に鍼通電も行った結果も含んでいますが、
結果は、偽鍼と同様に、前立腺の症状軽減の効果が認められたと報告しています
(NIH-CPSIスコアで-4.09)(性機能障害に対する検討はされていません)。

 

 

 

 

灸治療との比較では、鍼治療の方が、前立腺の症状を軽減したと報告しています。

 

 

 

 

いずれもバイアスリスクなどが指摘され、
エビデンスレベルは中程度と評価されていますが、

 

 

有害事象も少なく、
鍼治療は前立腺の症状を臨床的に有意に軽減する可能背があると
結論付けています。

 

 

 

 

(参考文献)
Cochran Non‐pharmacological interventions for treating chronic prostatitis/chronic pelvic pain syndrome
https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD012551.pub3/full

 

 
 
 
 
 
 
 

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