東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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風邪㉒

2024.08.24

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 
今週もゲリラ豪雨など不安定な天気が続きましたが、夏の終わりも感じるような気温で、だんだんと秋の気配もしてきています。
 
 
 
 
 
 
 
今日は前回の続きです。前回記事はこちらです。
 
 
 
 
 
 
誤治による太陰病に関してです。
 
 
 
 
 
 
 
誤治による太陰病が起こるのは、元々太陽病に属するものを、発汗させずに、下法を用いた場合に、裏虚となり、邪が内陥して太陰病になることがあります。
 
 
 
 
 
 
 
この場合、嘔吐、下痢はありませんが、脾病の症状である、「腹満して時に痛む」という腹が張り急に痛くなる症状が出ます。
 
 
 
 
 
 
 
方剤は、桂枝加薬湯を用い、脾の気血を調和して腹痛を緩解させます。
 
 
 
 

 

次回へ続きます。

 

参考文献

『中国傷寒論解説』 著者:劉 渡舟

『傷寒論を読もう』 編著:髙山 宏世

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著:柯 雪 帆

『中医基本用語辞典』監修:高金亮 主編:劉桂平、 孟静岩

 

 

 

 

 

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