お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2011.12.17
*****************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリック頂くと、ランキングポイントが上がります!
*****************************************************************************************
こんばんは、森岡です(^_^)
前回までのお話・・・
痹証(その1)
痹証(その2)
痹証(その3)
痹証(その4)
痹証(その5)
痹証(その6)
痹証(その7)
痹証(その8)
痹証(その9)
痹証(その10)
痹証(その11)
痹証(その12)
痹証(その13)
痹証(その14)
痹証(その15)
痹証(その16)
ではでは、続き行きます!!
前回は、季節と体の部位における痹証の分類と、それについての考察をしてみました。
体と五臓を関連付けて、5部位に分けた考え方を
「五体(ごたい)」とか「五主(ごしゅ)」
といいます。
これは、
皮毛(ひもう)、肌肉(きにく)、筋(きん)、血脈(けつみゃく)、骨髄(こつずい)
の5部位です。
この「五体」や「五主」こそが、前回説明した、”体の部位における分類”の基となっている考え方です。
そして、この「五体」によって痹証を分類している、皮痹・肌痹・筋痹・脈痹・骨痹のことを
「五体痹」
と呼んだりもします。
本日はこの「五体痹」の症状をサラッと紹介します。
皮痹
邪が皮毛にあり、痒みや皮膚に虫が這うようなムズムズした感覚がする。
肌痹
邪が肌肉にあり、四肢が萎えて弱り、痺れて自由が利かなくなる。
筋痹
邪が筋にあり、邪気と気血が関節に集まり、筋が弛緩したり、発赤、腫脹する。
脈痹
邪が血脈にあり、肌肉に熱感を持ち、口角が裂け、皮膚の色が変わる。
骨痹
邪が骨髄にあり、四肢がひきつり痛み、関節に浮腫が生じたり、動かせない。
といった具合です。
今まで説明してきた痺証より、”皮膚病変”や”痒み”といった、もう少し広い概念でもって痹証を論じていることが分かります。
それでも、外邪によって
「塞がって、通じなくなった」
ために起こる病変であることは外れてはおりません。
また、
皮痹と痒み症状、
筋痹と関節症状、
脈痹と口唇・皮膚症状
など、色々と興味深い組み合わせもちらほら散見していますよね。
とにかく、現代中医学的な「痹証」について色々説明してきたわけですが、
それを踏まえて古典を紐解くと、
さらにその概念を広くすることができ、臨床の幅が広がる
という事が分かって頂けたかと思います。
次回に続く。
愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!
↓↓清き1票を! ↓↓清き1票を!
清明院オフィシャルホームページ(PC)
清明院オフィシャルホームページ(携帯)
清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2024.11.22
久しぶりの怪我2024.11.21
小便黄赤(しょうべんおうせき)とは④2024.11.20
問診について⑨2024.11.19
小便黄赤(しょうべんおうせき)とは③2024.11.18
血の病2024.11.17
機能性ディスペプシアと鍼灸⑥2024.11.16
立冬②2024.11.15
段階的に克服する2024.11.14
小便黄赤(しょうべんおうせき)とは②2024.11.13
問診について⑧2024.11.12
小便黄赤(しょうべんおうせき)とは①2024.11.11
気の病㊶2024.11.10
機能性ディスペプシアと鍼灸⑤2024.11.09
立冬2024.11.08
寒さ対策2024.11.07
呃逆(あくぎゃく)とは③2024.11.06
問診について⑦2024.11.05
呃逆(あくぎゃく)とは②2024.11.04
気の病㊵2024.11.03
機能性ディスペプシアと鍼灸④2024.11.02
風邪㉗2024.11.01
痩せた2024.10.31
呃逆(あくぎゃく)とは①2024.10.30
問診について⑥2024.10.29
呑酸(どんさん)とは②2024.10.28
久しぶりの排球観戦2024.10.27
機能性ディスペプシアと鍼灸③2024.10.26
霜降2024.10.25
食事量の調整2024.10.24
呑酸(どんさん)とは①2024.10.23
問診について⑤2024.10.22
乾嘔(かんおう)とは④2024.10.21
そろそろ冬2024.10.20
論文を読む上でのフレームワーク②2024.10.19
風邪㉖2024.10.18
ひと安心2024.10.17
乾嘔(かんおう)とは③2024.10.16
いい香り2024.10.15
乾嘔(かんおう)とは②2024.10.14
とうとうこの季節2024.10.13
論文を読む上でのフレームワーク①2024.10.12
秋2024.10.11
食欲がない2024.10.10
乾嘔(かんおう)とは①2024.10.09
問診について⑤2024.10.08
嘔吐(おうと)とは④2024.10.07
夏バテ2024.10.06
機能性ディスペプシアと鍼灸②2024.10.05
寒露2024.10.04
自然と癒やし
先生!東洋医学の試験に、答えが、行痺、痛痺、着痺があったんですよ。しっかり漢字で書いておきました♪
解剖学以外、生理も、経穴も東洋医学も間違いはないと思うのですが~返ってくるのが楽しみです。
山の子供さん
コメントありがとうございます(^_^)
> 先生!東洋医学の試験に、答えが、行痺、痛痺、着痺があったんですよ。しっかり漢字で書いておきました♪
> 解剖学以外、生理も、経穴も東洋医学も間違いはないと思うのですが~返ってくるのが楽しみです。
おぉ~、このブログが試験の得点につながるなんて(笑)
書いた甲斐がありました♪