東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

膝腫痛(しつしゅつう)とは②

2024.07.11

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

こんばんは!樫部です。

 
 
本日は前回の続きで「気血両虚と肝腎両虚の膝腫痛」について、お話をしていきたいと思います。
 
 
 
いずれも虚証に属し、肢体がだるい、舌質淡、舌苔は薄白、脈は沈数などの症候がみられ、他疾患の病後に緩慢に発現しやすい特徴があります。
 
 
 
膝関節は、肝、脾、腎の三経が通るところであり、肝は筋、脾は肌肉、腎は骨を主るので、膝は筋、肌肉、骨が会するところでもあります。
 
 
 
病後の消耗で三陰経がともに虚すと、外邪が虚に乗じて侵入して、膝部に停滞し、膝腫痛を引き起こします。
 
 
 
まずは気血両虚の膝腫痛についてです。
 
 
 
この場合、一般的には初期は軽症であり、筋肉の痩せもさほどひどくはなく、歩行も可能なことが特徴です。
 
 
 
治法は、補気血、温経脈、散風湿を用います。
 
 
 
次に肝腎両虚の膝腫痛についてです。
 
 
 
この場合、終末期で重症である者に多く、筋肉の痩せも顕著で、歩行困難を来しやすい特徴をもちます。
 
 
 
治法は、補肝腎、填精髄、散寒湿を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 


清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

 

関連記事: 樫部

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ