清明院では現在、スタッフを急募しております！！

ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう！！詳細はこちら。


*****************************************************************************************

↑↑↑　　　　　　　　　↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい！<m(__)m>
クリック頂くと、ランキングポイントが上がります！
*****************************************************************************************


こんばんは、森岡です(^_^)


前回のお話・・・

久しぶりに風邪をひく
前回、久しぶりに風邪を引いてしまったお話をしました。

ということで、こんな機会もあまりないし、色々やってみようということで、昨日は漢方薬を飲んでみました。


飲んだ漢方薬は

「小青竜湯（しょうせいりゅうとう）」（クラシエ製薬）


もちろん、どこの薬局でも置いてある市販のものです。


これは、

もともと体に余分なお水を溜めていた人

が、

カゼを引く

と、

「 小青竜湯 」適応の症状を呈しやすいです。


袋の裏の効能をみてみると、

「鼻水・鼻炎・薄い水のような痰を伴う咳・気管支炎・気管支喘息など」

と記載されています。


じゃあ、このような症状があるときに「 小青竜湯 」を飲めば必ず効くのでしょうか？



・・・いやいや、そんなわけありません。 

もう、ここの読者の方々はお分かりですよね（笑）



なぜ、このような症状が出ているかのメカニズム理解が大切です。




　　　　　　　　　　　　○




まずスタートは、

もともと水の摂りすぎや、暴飲暴食などで体に余分なお水がたまっていること

が前提です。

こういった人が、いわゆるカゼを引き起こすもとの、

外邪である「風寒の邪」に侵襲されるわけです。

この風寒の邪は、体の「上の後ろ」、つまり、

「項～上背部付近」

から体内に侵入しようとしてきます。

カゼの初期にでる寒気（悪寒）を、この項～上背部に感じたり、首肩が凝った感じとなるのはこのためです。
 

そうすると体はどうするか？


風寒の邪が体に侵入しないように守ろうとしますよね。

何が守るかと言うと「気」です。

体の気が、風寒の邪と戦うために、この項～上背部に集まるのです。

そうすると、気のベクトルは

「上に向かう」

のです。


この気が上に向かう過程で、

体の余分なお水も一緒に引っ張っていってしまいます。


この、上にのぼった余分なお水＝湿邪が肺の臓に影響すると鼻水が出たり、咳が出たり、痰が出たりします。

つまり、お水に関する異常と呼吸器関係に関する異常です。


こういったメカニズムにより、上記の効能のような症状を呈するのです。



僕も正月に暴飲暴食をし、体に湿邪を溜め込んだまま、風邪を引いてしまい、

まさに「 小青竜湯 」のような症状を発症してしまいました。


そこで「 小青竜湯 」を服用すると・・・


おーすごい！！

つまっていた鼻がみるみる通り、咳も止まり、咽喉の痛みも和らぎ、のぼせ感も引いていきました。


効くまでものの５分！！


咽喉の痛みに至っては飲んですぐに和らぎました。

（実は、 小青竜湯 の顆粒が直接咽喉に貼付されるとどうなるかなと思って、ほとんど水なしで飲んでみました（笑）） 



市販薬ですがかなりの効果でした！！



これを鍼でやると、、、

あとは皆さんにお任せしますが（笑）



とにかく、重要なのは鍼と漢方どっちが効くか？？？

ではなく、

”どのようなメカニズムで現在の症状が出現しているかを理解する”

ということです。


これが明確であれば、漢方だって鍼灸だってどちらも良く効くと思います。


いやぁ～でも、とても勉強となりました。

”災い転じて福となす　Ｖｏｌ．２”

ってとこですか（笑）



・・・しかし、皆さん。


病気にはならないのが一番ですから。。。