東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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梅雨に向けて

2024.05.25

 

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

今週はかなり暑い日もあり、この調子でいくと今年の夏も暑くなるんだろうなぁと思いながら過ごしていました。

 

 

 

そして5月も後半になりましたね。もうすぐ梅雨がきます。

 

 

 

今回は梅雨についてです。

 

 

 

 

梅雨は1年の中で降水量、湿度が最も高い時期です。

 

 

 

 

 

高湿度の時期はいわゆる湿邪という邪に注意して過ごすことが大切です。梅雨と湿邪というのは関わりが深く、私たちの身体は湿邪の影響を受けやすくなるからです。

 

 

 

 

湿邪の特徴をみていきます。

・陰陽では陰に属す

・重濁性で粘滞性

・相対的に下焦を襲いやすく、症状が現れやすい

・臓腑では脾の蔵との関係が深い

 

 

湿邪の影響を受けた場合の症状は様々です。

特に、重怠さの訴えが多くみられ、浮腫や全身倦怠感、食欲不振といった症状が起こりやすいです。

 

 

 

 

梅雨は胃腸の働きが低下しやすく、水の停滞を起こしやすいため、日常生活では、湿を溜め込みやすい食べ物、飲み物を取りすぎないことが大切です。

冷たい食べ物、飲み物、チョコレートなどの甘い食べ物、飲み物、油物、お酒などです。

 

 

 

 

また、梅雨に向けて、今から生ものは避け、温かいものを食べ、適度に歩いたり身体を動かしたりすることが大切です。

養生して過ごしていきましょう。

 

 

 

 

参考文献

『内経気象学入門』 著者: 橋本 浩一

『臓腑経絡学』 監修:藤本蓮風

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医基本用語辞典』監修:高金亮 主編:劉桂平、 孟静岩

 

 

 

 

 

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