東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

煩躁(はんそう)とは⑤

2024.05.16

 
 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 
 
 
こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「陰虚火旺の煩躁」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
陰虚火旺による煩躁は、慢性病による傷陰や、七情内傷、老年の衰弱などによる腎陰不足により、陰虚火旺となり、火熱が心地良い上を上擾して発生します。
 
 
 
特徴は、不眠、動悸、健忘、多夢、腰膝酸軟、潮熱、身熱、頬部紅潮、口唇が赤い、口唇の乾燥、五心煩熱、寝汗、尿が濃い、便が硬い、舌質紅で乾燥、少苔、脈細数などの陰虚内熱の症候が明らかなことです。
 
 
 
治法は、滋陰降火を用います。
 
 
 
以上、7つが煩躁の主な弁証分類でした。
 
 
 
煩躁は、虚実に分かれます。
 
 
 
実証は熱邪、痰火、瘀血によるもので、虚証は陰虚火旺によるものが多いとされています。
 
 
 
ただし、虚実に関わらず、心火に関連して発生します。
 
 
 
心は神を蔵し、神明を思ってたんり、神明が擾乱されることによって煩躁します。
 
 
 
『雑病源流犀燭』には、「煩躁は、心経火熱の病なり」と記載があります。
 
 
 
治法は、清熱瀉火をメインとして、心火が治まると、心神も安寧となり、煩躁が消失していきます。
 
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 


清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

関連記事: 樫部

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ