東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

気の病㉛

2024.04.29

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

こんばんは。齋藤です。

 

 

4月もいよいよ最終週となりました。

 

 

世の中はゴールデンウィークが始まりますね。

 

 

通勤の電車が混んでなくて嬉しいです!

 

 

前回の続きです。

 

 

前回の話はコチラ

 

 

前回は、「労傷、過度な消耗(過度な下痢、嘔吐、発汗、出血)」が引き起こす気虚に関して、書きました。

 

 

今回は、その続きになります。

 

 

過度な下痢や嘔吐、発汗などで、津液が大量に損傷されることがあります。

 

 

津液は体液として考えられているので、嘔吐や下痢、発汗により、津液を体外に排出しているとこになります。

 

 

気は目に見える、血や津液に宿ることで、身体の中に留まっています。

 

 

例えば、発汗を通して津液が外に漏れ出てしまう事になるのですが、気も一緒に出ていってしまうと考えられています。

 

 

その為、大量に発汗した後に、少し疲労感を感じたりするのは、気が汗(津液)と一緒に出ていってしまっているせいと考えられています。

 

 

正常な範囲であれば、自然と回復するので問題ないのですが、大量の発汗や激しい嘔吐や下痢などでは、一気に津液が損傷される可能性があるので、気虚を引き超す原因になることが考えられます。

 

 

例えば、発熱して、大量に発汗する方もいますので、そういった後に、気虚の症状が出るようになっていないか、もちろん、津液の不足や、血虚、陰虚の症状が出ていないのかなども、問診でしっかりと確認する必要があると思います。

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 


清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

 

関連記事: 齋藤

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ