お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2012.02.19
本日19日で、二十四節気の中の2番目、
「雨水(うすい)」
に突入です。
立春から始まり、もうすでに15日経つのですね。
この雨水の時季は、
「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也」 (暦便覧)
と表現されております。
陽気が少しずつ旺盛になり、雪は溶け雨となり、寒さの峠を越え、
少しずつ、春の兆しが顕著になってくるのがこの雨水の時季です。
日によっては昼間暖かい時が出てきております。
そして、この雨水の期間である15日間を更に三等分する、
「七十二候」の最初と最後の候に面白い記載があります。
初候
「土脈潤起 (つちのしょう うるおい おこる)」
これは、
「雨が降って土が湿り気を含む」
という意です。
「土」は五臓では「脾の臓」、雨=「水」は五臓では「腎の臓」が担っています。
そして、さらに最後の候はこう締めくくっております。
末候
「草木萌動(そうもく めばえ いずる)」
「草木が芽吹き始める」
ということですね。
春は草木が息吹、伸びる時期です。
春は、五行でいう「木」、五臓でいう「肝の臓」が担います。
つまり、
春の到来の”土台”となるのが、
大地である「土」
と、
雨によってもたらされた「水」
にあることが示唆されております。
これらの土台がしっかり、順調であれば、元気にのびのびと草木が発生・生長する春となっていくのです。
人間に置き換えると、
「肝の臓」 「脾の臓」 「腎の臓」 です。
肝の臓が正常に働くためには、
その土台である脾の臓や腎の臓がしっかりしていないとダメだという事ですね。
これら土台に弱りがあれば、春の季節に肝の臓が正常に働かず、病気を発病しやすくなっていくのです。
「肝の臓」「脾の臓」「腎の臓」は生命活動の中心を担っている臓である
という考え方は、とても重要であると思います。
二十四節気一つとっても様々なことに気付かせてもらえます。
そして、東洋医学はとても論理的・合理的な学問であることにいつも驚かされますね。
春よ来い・・・。
愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!
↓↓清き1票を! ↓↓清き1票を!
清明院オフィシャルホームページ(PC)
清明院オフィシャルホームページ(携帯)
清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2024.11.22
久しぶりの怪我2024.11.21
小便黄赤(しょうべんおうせき)とは④2024.11.20
問診について⑨2024.11.19
小便黄赤(しょうべんおうせき)とは③2024.11.18
血の病2024.11.17
機能性ディスペプシアと鍼灸⑥2024.11.16
立冬②2024.11.15
段階的に克服する2024.11.14
小便黄赤(しょうべんおうせき)とは②2024.11.13
問診について⑧2024.11.12
小便黄赤(しょうべんおうせき)とは①2024.11.11
気の病㊶2024.11.10
機能性ディスペプシアと鍼灸⑤2024.11.09
立冬2024.11.08
寒さ対策2024.11.07
呃逆(あくぎゃく)とは③2024.11.06
問診について⑦2024.11.05
呃逆(あくぎゃく)とは②2024.11.04
気の病㊵2024.11.03
機能性ディスペプシアと鍼灸④2024.11.02
風邪㉗2024.11.01
痩せた2024.10.31
呃逆(あくぎゃく)とは①2024.10.30
問診について⑥2024.10.29
呑酸(どんさん)とは②2024.10.28
久しぶりの排球観戦2024.10.27
機能性ディスペプシアと鍼灸③2024.10.26
霜降2024.10.25
食事量の調整2024.10.24
呑酸(どんさん)とは①2024.10.23
問診について⑤2024.10.22
乾嘔(かんおう)とは④2024.10.21
そろそろ冬2024.10.20
論文を読む上でのフレームワーク②2024.10.19
風邪㉖2024.10.18
ひと安心2024.10.17
乾嘔(かんおう)とは③2024.10.16
いい香り2024.10.15
乾嘔(かんおう)とは②2024.10.14
とうとうこの季節2024.10.13
論文を読む上でのフレームワーク①2024.10.12
秋2024.10.11
食欲がない2024.10.10
乾嘔(かんおう)とは①2024.10.09
問診について⑤2024.10.08
嘔吐(おうと)とは④2024.10.07
夏バテ2024.10.06
機能性ディスペプシアと鍼灸②2024.10.05
寒露2024.10.04
自然と癒やし