東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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五感⑤

2023.12.23

 

 

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

朝晩の冷え込みが一層厳しく感じられるようになって参りました。

 

 

 

 

さて今回は、味覚についてです。

 

 

 

 

味覚は前回の記事の嗅覚と協同して、客観的物体の五味に対する感知を一層正確にすることが出来ます。

 

 

 

 

五味は酸・苦・甘・辛・鹹です。

 

 

 

 

味覚と嗅覚の違いは感知する刺激が有形か無形かです。味覚の刺激は必ず液体で、嗅覚は気体です。

 

 

 

 

味覚は舌を通し溶解して初めて感知することができます。

 

 

 

 

舌は感覚器官であり、肺を除く全て経絡を通じて舌と直接関係しています。舌は全ての内臓と関係しています。

 

 

 

 

五臓の中でも、特に心と深く関わります。

 

 

 

 

五味の感知における主導作用は心神が主っています。

 

 

 

 

五味の刺激は必ず心に反映するため、心神が正常であれば正確な判断を得ることができます。

 

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

 

 

 

参考文献

『中医心理学』 主編:王米渠

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著:柯 雪 帆

 

 

 

 

 

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