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こんばんは、森岡です(^_^)


昨日から、ついにロンドンオリンピック開幕です！！

大会二日目にして、早くも男子柔道の平岡選手と女子重量挙げの三宅選手が銀メダル、


男子水泳の荻野選手が銅メダルと素晴らしい成績を残していますね(>_<)


特に、女子重量挙げでは、日本女子重量挙げ史上初となるメダルで快挙だそうで、


生で観ておりましたが、一回一回の試技の中に見せる、三宅選手の表情や気持ちの面が、


画面からバシバシ伝わってきて、日頃から血の滲むような鍛錬をされてきた結果がコレなんだなと、とても感動しました！！



努力はウソをつかない。



まさに、そんな感じの銀メダルでした。


これからも日本のメダルラッシュに期待します(^O^)／



最近、暗い話題ばかりの日本でしたので、久々に明るい話題でとても励みになりますね。


そんな、色々な意味でアツい日本ですが、私の体もしっかりこの暑さに影響されておりました。



特に、最近大きな変化は小便に現れています。



職業柄、自分の体の変化はよく観察してしまいますが、ここ最近は小便が、


普段より色が濃く、量が少ない。


という変化がありました。



こういう変化というのは、東洋医学的には大変重要です。


こういったことから、病気の本質をとらまえることができたりします。



東洋医学は常に「陰陽」という、相対的概念の中であらゆるモノゴトを展開していきます。


陰陽とは簡単な例を出すと、明暗、静動、男女、上下、左右、寒暖　ｅｔｃｅｔｃ・・・　です。


どれも相対的概念です。


つまり、「明るい」という概念が定義されるから、それに比べて、相対的に「暗い」という概念が定義されます。


どちらか一方では存在できません。



そして、東洋医学で治療を施す際には、


陰陽、表裏、虚実、寒熱


といったものが重視されます。



その中でも、小便の色と関係深いのは「寒熱」です。


寒熱とは、簡単に言えば「水」と「火」です。


人体は、体内に正常な熱がなくなっても、水がなくなっても死んでしまいます。


健康な状態は、この火と水が混ざりあい、丁度イイ状態を保っていることです。


そして、病気になる時は、この火と水がアンバランスを起こし、


相対的に火が旺盛になっている時と、その逆、水が旺盛になっている場合があります。



丁度イイ状態（生理的状態）から、どちらかにバランスが崩れ、


火と水の関係に過不足が生まれた状態が病理です。


火に偏れば熱となり、水に偏れば寒（冷え）となります。



小便に話を戻すと、色の黄色みが濃くなれば体内の熱（火）が過剰に、


逆に、色が薄くなれば寒（水）が過剰な状態を反映しています。


今回、私の小便の色が「濃く」なっていたのは、最近の気温の上昇に伴い、体内の熱（火）も過剰となったための変化です。


火と水はやはり相対的な概念ですから、質・量ともに一方が減れば一方が増え、その逆もあります。


今回は、暑くなり発汗によりもともとの水の量が減ったところに更に、


火が過剰となったっため、水は乾かされ、より水の量が減ったので、


「小便の量も減少」という現象も起こりました。



こういった状況であれば、治療をするなら過剰になった熱（火）を冷ますか、


不足している水を増すような治療となってきます。



このように、人間の生理的現象を通して体内の状況を知り、


治療方法を決定していくのが、東洋医学の1つの診断法です。


ですから、治療の初めに行う問診でも、飲食から始まり、小便、大便、発汗、睡眠、生理など


多岐に渡り細かい問診が必要となってきます。




普段は気にしない当たり前の生命の営みもよ～く観察すると様々な変化が細かく起こっています。



生命、神妙不可思議なり。



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