東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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絨毛膜下血腫

2012.08.04

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こんばんは、森岡です(^_^)

少し前に、絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)という病気の方を診させて頂く機会がありました。



世の中には色々な病気があるものです。


お恥ずかしながら、今回診させて頂くまで、この病名を知りませんでした。


この病気は、妊婦さんに起こる病気です。


妊娠は、受精卵が子宮内膜に着床することで確定・成立します。


そして、子宮内膜に着床した受精卵は、絨毛と呼ばれる毛の様な、触手の様なものを子宮内膜に伸ばし、


胎盤を形成し、そこで赤ちゃんを育てる環境を整えます。


この絨毛が、子宮内膜を貫くときに出血を起こすことがあります。


その出血が、絨毛の膜の下で起こったものを「絨毛膜下血腫」と呼びます。


これは妊娠初期~中期で起こりやすいとされています。


この病気は、自然と治ることもあるのですが、出血が広がり、赤ちゃんを圧迫すると、切迫流産となる怖い病気です。


今回診させて頂いた患者さんは、以前にも流産をされたことがあり、


検診で絨毛膜下血腫が発見され、非常にショックを受けていらっしゃいました。



「また、流産するんじゃないか・・・。」



そこで初診時に、血腫が発見された状況を詳しく聞き、治療開始。



ポイントは東洋医学的な出血のメカニズムと、瘀血(滞った血)をどの様に処理するかでした。



週一回の治療を続け、一か月後の検診で出血が小さくなっており、二か月後の検診で出血は無くなっておりました。


患者さんからはとても喜ばれ、出産まで体調管理のため鍼治療を続けたいとの事で、


出産直前まで継続的に診させて頂きました。


その患者さんから先日、「元気な赤ちゃんが生まれた」との報告がありました。


予定日より1週間ほど早かったのですが、3000g以上あり、とても元気だったそうです。


また、陣痛が始まり、病院に着いて30分で産まれたとの事で、一子目の出産が非常に長引き辛かったので、


ビックリするのと同時に非常に楽だったと喜ばれておりました。



これも、鍼で体調管理をしていた結果だと思います。




もし、絨毛膜下血腫が発見された時点で、鍼と出会っていなければ生まれてこれなかった命かもしれません。



そう思うと、鍼灸師というのは、


「人間の生と死」を扱う、とても重大な責任を負った職業なんだなと再確認させられた、そんな症例でした。



また、この治療を通して、妊婦さんにとって非常に有効な治療法として、


”鍼灸治療”という選択肢が、もっと一般的に浸透すればより良い医療を提供できるのになと感じました。 



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